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トッポパパの日本気まぐれ紹介、 その127 『日光』 その4

2012年12月22日 | トッポパパのディスカバー・ジャパン
これより陽明門に向かいます。
陽明門前の鳥居です。
左に鼓楼、右に鐘楼があり、鼓楼は太鼓、鐘楼は釣鐘を納める建物で陽明門の前に左右対称に配置されています。



左が輪蔵(経蔵)で1635年建てられ、桁行3間、梁間3間、宝形造り、銅瓦葺き、裳階付きです。
朱色と金が基調で組物と彫刻が極彩色で彩られ、内部には八角形の回転式の書架があり、一切経1456部、6325巻が納められていました。
輪蔵(経蔵)は国指定重要文化財に指定されています。

右奥が鼓楼で亀・竜・雲など38体の彫刻が観られます。



こちらが鐘楼です。
鐘楼・鼓楼も1635年に建てられ、桁行3間、梁間3間、入母屋、銅瓦葺き、袴腰付きです。
鐘楼は鶴・竜・飛竜・麒麟・波78体の彫刻が観られます。



輪蔵を正面から見たものです。



国宝、陽明門です。
日本を代表する最も美しい門とされ、いつまで見ていても見飽きないところから『日暮の門』ともよばれます。



日光東照宮の象徴的な建築である陽明門は1635年に建てられもので、陽明門の名称の由来は京都御所にある十二門の東の正門が陽明門と呼ばれているところから授かったとされています。
正面唐破風下には1617年に後陽成天皇から賜った『東照宮大権現』の額が掲げられています。
また陽明門には当時の技術の最高峰がつぎ込まれ彫刻の数は508体にのぼります。



通路の間天井に描かれているのは、狩野探幽による『昇(のぼり)竜』(左)と『降(くだり)竜』(右)です。
昇竜は別名『八方にらみの竜』、降竜は『四方にらみの竜』とも呼ばれています。



廻廊です。
陽明門の左右に延びる建物で、外壁には我が国最大級の花鳥の彫刻が飾られています。



いずれも一枚板の透かし彫りには、極彩色がほどこされています。



次は坂下門の『眠り猫』を見に行きます。

続く.......................................................。