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トッポパパの日本気まぐれ紹介、 その127 『日光』 その2

2012年12月18日 | トッポパパのディスカバー・ジャパン
これから東照宮の中を散策してみたいと思います。



数日前に結構雪が降ったようで、まだ場所によっては結構積もっているようです。



東照宮の石鳥居です。
黒田藩52万石の藩主、黒田筑前守長政が1618年に奉納した石造りの鳥居で、高さ9m、柱の太さ3.6m有ります。
京都八坂神社、鎌倉八幡宮のものと合わせて日本三大石鳥居と呼ばれ、江戸時代に建てられた石造りの鳥居としては日本最大のものです。



表門です。
東照宮最初の門で、左右に仁王像が安置されているところから仁王門とも呼ばれています。



仁王門をくぐると目の前の建物が三神庫(さんじんこ)です。
上神庫・中神庫・下神庫を総称して三神庫と言いますが、写真左が上神庫で右が中神庫です。
この中には春秋渡御祭「百物揃千人武者行列」で使用される馬具や装束類が収められています。



こちらが下神庫です。



三神庫は1635年に建てられ、三棟とも校倉造りです。



上神庫の屋根下には屋根妻面には狩野探幽が下絵した『想像の象』の大きな彫刻があり、『三猿』と『眠り猫』と共に日光三彫刻の1つとされています。



五重塔です。
1648年、若狭の国(福井県)小浜藩主酒井忠勝公によって奉納されました。
文化12年に火災にあいましたが、その後1818年に同藩主酒井忠進公によって再建されました。
塔の中心に心柱が据えられ、その優れた耐震構造は高く評価されています。
今春グランドオープンの東京スカイツリーもこの耐震システムを応用して設計されたものと言われています。
また、五重塔の建つ場所の標高は、奇しくも東京スカイツリーとほぼ同じ高さです。



次は『三猿』を紹介します。