走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

あさひ派か、ことり派か

2008年03月15日 23時37分58秒 | その他
☆☆☆ UDON

 今日、テレビで「UDON」という映画をやっていました。
隣の香川県が舞台のこの映画は、夢破れた主人公がブロードウェーから帰国するところから始まります。
 そして、帰国し、一大ブームを巻き起こし、そこに親子愛や家族愛が絡み感動のエンディングで幕を閉じる映画です。

 そして、この映画もあって「うどん」といえば、四国では「讃岐(さぬき)うどん」というイメージが定着したと思います。

 でも、松山にも地元の人しか知らないおいしいうどんがあるのです。
それは、とってもマイナーなようで、多くの人が知っている「鍋焼きうどん」です。
場所は、中心部の銀天街商店街の裏通りにある「あさひ」と「ことり」という鍋やきうどんしか置いていないお店です。
よく似て非なるこの両店の鍋焼きうどんは、松山市民には本当に定番で、子供の頃、郊外に住んでいた私などは、母親が「お城下の鍋焼きうどんでも食べて帰ろうかなあ。」などというとときめいたものであります。

 しかし、この両店の鍋焼きうどんには決定的なちがいがあります。
それは「甘さ」です。「ことり」と比べると「あさひ」の鍋焼きうどんの方が甘いのです。
この決定的な違いが、松山市民をあさひ派か、ことり派かといった意見に二分してしまうのです。

 お酒を嗜(たしな)まれる方は、恐らくことり派でしょう。そして、甘党の方はあさひ派だろうと思います。

 讃岐うどんほど麺にこしはありませんが、なぜか病み付きになる味です。
場所はわかりづらいので、商店街を歩いている年配の方を捕まえて場所を聞いてみてください。
そして、「うどんといなり」というだけで、すぐに出てきます。
その時の注意が、二つあります。
 ①お金は前払いです。
 ②ついてくるれんげはアルミなので鍋の中に入れておくと熱くなって
  持てなくなります。使わないときは、鍋のふたに置いておきましょう。

 ※写真は、あさひの鍋焼きうどんです。