走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

地域活動について

2008年03月14日 01時34分49秒 | その他
★☆☆ 縦糸・横糸

 今、さまざまな分野で地域社会システムを構築しようという動きがあったり、既にスタートしているものがあります。

 例えば、
  ①子どもたちの見守り活動
  ②子どもたちの放課後の安心安全の確保
  ③いじめ予防及び対策
  ④介護の施設ケアから在宅ケアへの移行
  ⑤障害者の就労支援
  ⑥児童虐待
  ⑦子育ての悩みなどなど

 今、社会環境の変化により顕在化してきている社会問題に対して、もう個人レベルでは解決できないものを地域を巻き込んで取り組んでいこうというものであります。

 しかし、地域活動に積極的に参加していただける方は、ほんの一握りだということです。
そして、今、世の中は力以上のものを地域に求めてきています。
私は、地域の現場にいて本当に頭が下がります。
異口同音に「人のためじゃけん仕方なかろう。」と言いながら、一生懸命に地域活動に取り組んでいる人たちがいます。

 私は、こういう地域でがんばっている人たちをできるだけたくさん世に出していきたいと思います。(おそらく辞退する人ばかりでしょうが)

 また、先に上げたような社会問題を解決するには、地域社会システムの構築が確実に必要です。
しかし、先にも言いましたように、活動してくれる方は少なく、後継者難であり高齢化しているのが現実です。
これらの課題をクリアするのは並大抵ではないと思っています。
でも何か糸口があるはずです。
私は、諦めなければ、いつか、その糸口を見つけられると思っています。

 今は正直、これだという答はもっていません。
ですから、さまざまな取り組みを行ってみようと思います。
私は、少し前までは何事も戦略戦術をもって計画的に推し進めるべきだという持論でした。
しかし、地域活動の現場は、例え二・三割でも手応えがあれば行動に移すべきだと思います。
そして、なにより地域活動に参加したいという方にハードルを低くして、参加しやすい環境をつくりたいと思います。

 そう、縦糸、横糸を組み合わせてしっかりとした布を織るように...