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シーズン2

憲法で1問(61)

2013年05月06日 00時23分00秒 | 憲法過去問

 行政書士試験の憲法で,「天皇」からは出題されにくい感じもしますけどね・・・

 出てくる場合には国事行為(第7条)についてですかね。

                 「問題」

 天皇又は皇室に関する次のアからエまでの各記述について、正しいもの二つの組合せを、後記1から6までの中から選びなさい。

 ア 天皇は、精神若しくは身体の疾患又は事故があるときは、国事行為を委任することができる。この場合には、摂政が天皇の名で国事行為を行う。

 イ 皇室に財産を譲り渡し、又は皇室が財産を譲り受け、若しくは賜与することは国会の議決に基づかなければならない,というのが憲法の定める原則である。

 ウ 皇位の継承について、大日本帝国憲法は、「皇男子孫之ヲ継承ス」と定めていたが、日本国憲法は、男系男子主義までも求めるものではない。

 エ 国務大臣の任免、法律の定めるその他の官吏の任免の認証は、天皇の国事行為とされている。認証は、これらの行為の効力要件である。

   1 アとイ  2 アとウ  3 アとエ  4 イとウ  5 イとエ  6 ウとエ

    (平成24年度司法試験 短答式公法系科目第12問)


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