小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

授業と仕事と

2008-10-29 | 健康・整体

 今日は補完代替療法の授業があったので、帰宅が11時近くになってしまいました。講義は夜6~9時なのですが、自分の行ける日を予約して、マンツーマンで行われます。講義はたいてい長引いて、9時にちゃんと終わることはまずありません。今はまだ、総論としての骨格学を機能解剖学的な見地から学んでいますが、「整体をするのに必要な範囲だけ」と先生は言うけれど、あまりに内容が濃く、私には面白くてしょうがありません。骨格という名の通りその骨組みに筋肉学、神経学、細胞学、免疫学が積み重ねられて行ったら、どんどん立体的になり、もっと面白くなることでしょう。

 先生は日大農獣医出身の獣医師でもあったので獣医学的な話や畜産・ペット医療の話も聞けて、私にとっては願ったり叶ったり。バランスドッグマッサージの講習でも犬の骨格や筋肉の構成について、もっと突っ込んだ講義があったら、理論的な肉付けがなされ、犬の体全体を一つの生命体として捉えることができたろうにと振り返ると、ちょっと残念な気がしています。
 なので、ペットのホリスティックケアに関しては、日本ホリスティック獣医師協会のホリスティックケア・カウンセラー養成講座で学び直しています。こちらでは犬と猫の生理学・解剖学から基礎栄養学、ストレスマネージメント、Tタッチ・メソッド、ツボマッサージ、動物へのバッチフラワーなど幅広く学べ、テキストもなかなか充実していて、私には学び甲斐があり、全部覚えたら「お利口になっちゃう!」と心配しています。ホントは「覚えられないんじゃない?」という心配の方が大きいんだけどネ。

 朝の散歩を終え、犬たちのケアと自分の朝食を済ませたら、本業であるライター仕事を10時には始め、集中的にやってしまったら、講義の録音を聞き直してまとめたり、テキストを読み直すなど、夕方から勉強をします。取材がある日は授業を入れないようにし、取材後のライティングをマッハで仕上げ、仕事が立て込んでいない日は午前中に集中して、午後から勉強。
 
 ライター仕事の定期物は、日本の伝統文化や伝統工芸を継承している人たちを取材してまとめたり、旬の食材と健康について書いたり、著名人の講演会の内容をまとめるなどのほか、月刊のエリア情報誌では子育て中の親御さんの一助となるような記事を作っていますが、これらには人との出会いもあり、開眼することも多いので面白く、また関わっている人たちも気持ちいい人ばかりなので、やっていて全然苦じゃありません。
 仕事と勉強を両立し、この先もライター仕事にしろ、対人・対犬のホリスティックケアの仕事にしろ、いい場をつくりながら、いい人たちと触れ合い、触発されながら続けていきたいなと思いました。

 がん治療の権威で、西洋医学に中国医学、気功、心理療法などをプラスしたホリスティック医学の治療法を実践していることで名高い帯津三敬病院院長の帯津良一先生は「自然治癒力を高めるには、いい場をつくり、いい場に身を置くことに腐心しなければなりません」と語っておられますが、その通りだと思います。「自分はこうありたい」という場に身を置くように努力すればいいんだよね。貧乏だけど充実してます。

コメント (1)
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