小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

4歳の姪っ子

2008-10-11 | つぶやき


 今日は姪っ子の保育園の運動会でした。午前中は雨もぱらつき、あいにくのお天気でしたが、近くの小学校の校庭を借りて決行。日頃から裸足でどろんこ遊びを推奨している保育園だけに(保育園名もポリシーを単刀直入に表現した「どろんこ保育園」です)、今日もみな裸足で運動会。
 のはずが、なぜか姪っ子はサンダル履き。多分、彼女は「今日はこれで出場する」と言い張ったに違いありません。

 妹は「みんながこうだから、みんなと同じようにしろ」なんてことは決して言わないし、私が「ちょっと、これはないんじゃない?」というコーディネイトの服を姪っ子が着ていても、「キリがこれがいいって言うんだよ~」などと笑っているだけで、可愛く見せるという親の見栄より、姪っ子の自主性みたいものを何気なく尊重していて、あまりカッカせずに鷹揚に対しています。その辺はなかなか見ていて楽しめます。

 パン食い競争を模した、手を使わずにお菓子の入ったビニール袋をくわえてゴールするという「くいしんぼう競技」では、ほとんどの子供が手で袋をつかんで口にくわえてゴールするなか、姪っ子は走り出す前から手を後ろ手に組み、絶対手は使わないという姿勢をアピールし、口で袋をむしり取ることにこだわっておりました。そして、最後までその姿勢を貫き、ゴールが遅れても、口でくわえ取ったのでした。
 多少協調性はなくとも、自分の中での決めごとは貫徹するタイプで、彼女の安易に迎合しないところを、私は案外気に入っています。

 4歳になり、言うこともますます面白くなりました。犬のリードを持ちたいとせがむときは、なぜか「持ちたい」と「引っ張りたい」が一緒になって、「おばちゃん、キリちゃんも持ちりたい」と言う。犬がトイレにしたウンチに興味を示し、なぜか匂いを嗅ぎたがる。「嗅ぐ」という動詞をまだ言葉として覚えていない彼女は「匂う」を変化させて、「ねぇ、おばちゃん。キリちゃんも匂いたい」と言います。
 面白いので、私はわざわざ言葉を直しません。悪いおばちゃんです。一緒になって「持ちりたいなら、持ちっていいよ」とか「匂ってもいいけど、臭いんじゃない」とか言ってしまいます。
 うちに来て、犬の毛が散っていると、「ああ、毛だらけがいっぱい!」などと言います。ものすごい毛が溜まっている感じで、これにはさすがに「ええっ~!、『毛がいっぱい』か『毛だらけだ』のどっちかにして」とお願いしています。

コメント (2)
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