昨日は上野にある東京文化会館に、ルシア塩満さんの「アルパ・アコースティック・コンサート」を聴きに行きました。知人にルシアさんのファンがいて、チケットを頂いたのです。アルパというのは、パラグアイの民族楽器で、スペイン語の「ハープ」のこと。形状は小型ハープといったところでしょうか。
ルシア塩満さんは1975年にプロ・デビューして以来、アルパ奏者として国内外で活躍されているそうで、我が国随一のアルパ奏者として認められているとか。知りませんでした。
パラグアイ音楽はアルパとギターの合奏が特徴で、「グアラーニャ」と「ポルカ」という独特のリズムがあるそうなのですが、1つの曲のなかで拍子が変化することもあり、初めは不思議な気持ちで聴き入っておりました。
そのうちケーナやサンポーニャ、チャランゴが加わったボリビアやペルーの楽曲も演奏され、これらの音色が大好きな私は大満足。もっと聴きたかったくらい。南米の音楽では陽気なラテン音楽よりアンデスのフォルクローレのほうが好きです。