小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

赤坂のライブ

2008-10-06 | つぶやき
 昨日の夜、知人から誘われて赤坂のライブハウスに足を運びました。知人といっても、それほど深い付き合いの方ではないのですが、今までも何回かのお誘いを都合がつかずお断りし続けていたので、聞きやすいポップスだというお勧めを受け、今回お付き合いすることにしたのでした。

 20時開演というのにその1時間以上前から会場は満員となり、異様なほどの盛り上がり。しかも集まっている人たちはどうもみな顔なじみの様子。何だろう、この雰囲気…と思っていたら、まもなくその理由が分かりました。
 それは、ニューウエイズという連鎖販売取引、つまりマルチ商法、ネットワークビジネスなどと呼ばれる販売形態を持つ組織会員のライブだったのです。アムウエイのような組織ですね。集まっているほとんどの人がニューウエイズの会員で、このライブの前に行われていたセミナーに出席していた人もいたようです。なので、気持ちも高揚しているわけですな。

 その知人からはずっと以前に「お金儲けに興味はないんですか」と聞かれたことがあり、確かニューウエイズの話もされたと記憶していますが、何しろ根がいい加減な私は興味のないことはすぐ忘れてしまう。で、ニューウエイズの存在もまったく忘れていたんですね。

 ライブというのは、それこそそのライブ感がよいのでしょうが、地下2階の狭い店内に陶酔し切った様子の会員がすし詰め状態で、しかも大音量。ここで火事になったり、地震が来たりしたら、みんな逃げ遅れて死んじゃうなぁとぼんやり思いながら、カクテルなんぞ飲んでいたのですが、ドラムやギターが、私の身体の細胞という細胞が振動するほどのボリュームで鳴り響き、ただでさえ人混みや騒がしい場所が苦手な私はものの30分で早くも限界に達し、結局、1時間もしないうちに「もう充分楽しんだよ」と知人に告げて、先にお暇したのでした。

 店の外に出たときの清々しさといったら! 心底ほっとしました。赤坂という繁華街だったにも関わらず「あぁぁぁ、空気、美味しい! 気持ちいい~!」と呟いてしまいました。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする