<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
宇宙エンタメ前哨基地



阪神タイガースにも在籍した伊良部秀輝がロサンゼルスの自宅で自死しているのが発見された。

自己主張が強く、様々な気丈な話題を提供してくれた伊良部元投手の自死を伝えるニュースを読んで、
「人というものはどれほど分からないものか」
という気持ちを新たにしたのであった。

正直、親戚でも友達でもなんでもないのだが、かなりのショックだ。
伊良部秀輝のキャラクターと自死が結びつかない。
しかし、近年伝えられた精神的な問題に原因があるのではないかと思われる事件のいくつかのニュースは、今回の自体に陥った一連の流れの出来事だったのかもわからない。

人は見かけによらない、とよく言われるが、実際気丈に見える人が実は細やかな神経を持っていて精神的に弱いこともある。
ただ外見が気丈そうに見えるだけで、困っていても相手にされず、孤独になることも、多くの人には経験のあることだろう。

42歳という若さでの自死は、決して褒められたものではないが、マウンドの上の伊良部の姿を思い出すにつれ、今回の事件は考えさせられる重さを持っている。

ニューヨーキヤンキーズは伊良部に哀悼の意を捧げた。
が、それ以上に日本球界へのインパクトを残した忘れることのできない選手なのであった。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




日本を代表するSF作家の小松左京が亡くなった。

小松左京というと「日本沈没」の原作者として知られており、かつ、私が大阪芸大に在学していた頃は文芸学科の教授を務めていたので印象はすこぶる大きいのだが、結局これまでその作品を一作も読んだことのない作家でもあった。

「日本沈没」は1973年に公開された映画を見て知っている。
物語の細かなディテールは忘れてしまったが、徐々に日本が消えて行くのと同時に小林桂樹演ずる田所博士が子供の目にもかなり印象的で、未だに映画やテレビで小林桂樹の険しい顔を見かけるたびに、

「あ、日本沈没のおっちゃんや」

と想い出す。

小松左京というと、他に、ちょうど大芸大の教授を務めていらっしゃった頃、大変肥満した人物であったことも強い印象として残っている。

ヘビースモーカーで肥満体。
もしタバコをやめたらどれだけ太るのかと思って、関心を持って見つめていたのだったが、数十年を経て見かけた小松左京はとても痩せこけ、「ご病気は大丈夫ですか」と声を掛けたくなる姿に変わっていたのであった。

小松左京はSF作家の大物であったと同時に、大阪を拠点に活躍する大作家のひとりだった。

大阪は意外にも大物小説家が少なくない地方都市で、司馬遼太郎、田辺聖子、陳舜臣、山崎豊子などそうそうたるメンバーが活躍した、あるいは活躍している。
小松左京も「作家」という文化人のひとりでは大阪を中心とする関西の顔であったことも、間違いない。

時代がまた一つ、流れた。

コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )




走り始めたばかりの新幹線がさっそく脱線した中国。
一体どのようにして事故原因を究明するものだろうかと、考えていたら、中国人以外には考えも及ばない方法で解決した。

人民解放軍による裁断処理。

なんでも事故現場に駆けつけた人民解放軍が高架から転落した新幹線車両を切り刻み、トラックに積んでどこかへ持ち去ってしまったのだという。
おかげで事故発生から24時間以内に事故現場はスッキリ綺麗に。
事故の痕跡も消え失せて、さっそく営業運転を再開している、というわけだ、

事故の原因を究明するにも車両がシュレッダーにかけられてしまった今は、どうにもならない。
けが人は?
死者は?
一緒に人民解放軍という名前のシュレッダーにかけられた可能性があり、テレビのニュースでも「どこに行ったのかわからない」と悲嘆にくれる犠牲者の家族が映しだされていた。

そもそも、こういう国で新幹線を作ることほど恐ろしいものはない。
新幹線は日本でもフランスでも、その叡智を結集して律儀な民族性をもってして安全運行が成せるというもの。

事故が起こったら「はい、踏み潰し」では安心して乗ることができないのは当たり前。

中国へビジネスで訪れる日本人は多いことだろうが、出かける時は家族に「覚悟を決めておくように」と一言かける必要がありそうだ。

なお、こんな国が自国製旅客機を開発して三菱MRJや果てはボーイング、エアバスと対抗しようと画策しているそうだが、中国政府以外、一体誰が買うのか見ものだ。



コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




中国の高速鉄道が、つまり新幹線は早速脱線。
多くの犠牲者を出している。

さながら新幹線神話の崩壊の様相を呈しているが、それは中国。
その事故がいつ起こるのか全世界が注目していただけに、驚きというのは、こうもこんなにはやく事故が起こるとは、と、そのスピード感に驚いているというところだろう。

中国は「子供が溺れています。助けてください。」と救難組織に連絡すると「オタク、お金もっているの?」と訊かれるお国柄。
日本とフランスとドイツから失敬した技術でスピードだけ出せる電車を造ったらどうなるものか、だいたい見当がつくというもの。

これをいったい誰の責任にするのか。

JRおよび関連企業は注意が必要だ。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




「鈴木蘭々が実兄逮捕で謝罪」

しばらく見かけなかったタレント鈴木蘭々が、身内の犯罪で謝罪したとのニュース報道。
すわ、麻薬か窃盗か殺人か。
と思って記事を読み進めてみたら、「電波法違反で逮捕」。

なんでも、鈴木蘭々のお兄ちゃんは無許可で自宅に強力なFM送信機を置いて違法なFM放送を展開。
半径15km程度に届く出力のFM電波で勝手に放送を営んでいたのだという。

いまどき、違法FM放送。
「ないじゃいな、それ」と思った読者は私だけではないだろう。

そもそもインターネットの時代、なんでFM放送なのか。
YoutubeやUstream、Podcastを使用すれば免許要らずですぐにでも放送局を始めることのできる時代。
サービス範囲も「半径15km」などというケチな狭さではなく、ワールドワイド。
北朝鮮のようなケッタイな地域を除いて世界中どこでも耳を傾けることが可能だ。
それに設備費用はバカ安。
マイク付きでインターネット接続可能なパソコンが1台あれば即開始。
もしかすると初期投資は5万円かからないかもわからない。

だいたい放送免許を取得して放送業を営むこと自体が価値の無い時代になりつつある。
地上波デジタル化でどれほど視聴者が離れるのかと、これまで栄華を誇ってきた地上波テレビ局が戦々恐々としている時代なのだ。

そんな時代にFM放送。
しかも違法。

記事を読み進めると鈴木蘭々のお兄ちゃんは45歳。
IT音痴が半数を占める微妙な世代。
しかし、子供の頃にはマンガ雑誌で「ハムの免許を取ろう」という広告に胸をときめかせた世代でもある。

もしかするとただ単にインターネットは苦手のお兄ちゃんだったのかもわからない。。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




台風が近付いている。

「あの、今、高知にいて帰れるかどうか分からないんです。代わりに〇〇行かせますから」

と取引先の社長が電話を掛けてきた。
確かにネットの報道によるとJR四国は全線で運転休止。
鉄道が止まるということは飛行機も当然運行ストップ。
もしも飛んでいたとしても、台風接近時に飛行機に乗るのはジェットコースターに乗るより勇気がいる。

数年前。
スカイマークがまだ関空から羽田に飛んでいた頃。
私は台風接近で強風注意報が出ている中、関空から羽田の移動に飛行機を利用。
そらもう~死ぬかと思うフライトであった。

飛行機は離陸前から風でガタガタと揺れていた。
窓から見るとタクシングウェイ横の芝生の草が、ほとんど倒れるように揺れていた。

「こんなんで飛べるんかい」

と疑問に思っているところB767は元気に離陸。
以後約1時間、B767は絶叫マシンに変身したのであった。
「揺れても運行に支障はございません。」
のアナウンスを聞いたとき、もしかするとあの8.14の飛行機も機内では、
「飛行には師匠はございません、とアナウンスしていたのではないかいな」
と思ったくらいなのであった。

以来、台風が近づいてくると新幹線を利用することにしているが、今は地震がいささか心配なので微妙でもある。

ところで、台風がこの季節に近畿地方にやってくるとは思わなかった。
それも、紀伊半島をかすめるように東に移動するのは、かなり珍しいコースだ。
この季節の台風は同じような動きをするのだが、それはだいたい遥か南沖。
西南諸島から太平洋を東進して小笠原諸島へ抜けるのが一般的。
ところが、今回の台風は日本列島を踏み倒して移動するようなコースをたどっている。

これって地球温暖化によるものか。

温暖化の原因のひとつ。
やや涼しくエアコンのスイッチをオンにする必要がなさそうなので二酸化炭素の放出を防ぐことができるから歓迎は歓迎だが、台風が二酸化炭素の温暖化によるコース変更をしているのであれば、かなり意味深だ。

ということで、大阪はまだただの雨模様。
電車が止まらないうちに帰宅するのが大切だ。

なお、地球温暖化って太陽活動が最も大きな影響を与えているって知ってましたか?

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




1964年に開催された東京オリンピックはアジアで初めてオリンピックで、現在のオリンピックスタイルの素朴な部分。
世界中の選手が平等に、そして互いの文化を交換し、友好と理解を深めるというスタイルが東京大会。
それに1984年のロサンゼルスオリンピックのコマーシャリズムが融合して現在の拝金オリンピックが完成しているのだ。

以来、アジアでは北京とソウルで開催されいているがソウルはともかく北京は東京大会で成立した自然形式の国際大会が、国家の威信と、金のためならはなんでもするという詰まらないオリンピックに堕落させてしまったのが現状といるだろう。

クーベルタン男爵の想いを他所に、オリンピックはますますコマーシャリズム的に進化しているとともに、進化すればするほど純粋にスポーツを楽しんでいる人たちからは「オモロない」という烙印を徐々に押されつつあり、人気は正直下降傾向にある。

またコマーシャリズムのなせる技か、テレビ放送の使用権を購入できない途上国の中にはオリンピックの中継すら鑑賞することの出来ない国もあり、一体誰のための何を目的にした国際大会なのかわからなくなってもいるのだ。
例えば、私が好んで旅するミャンマーではオリンピック中継は無く、新聞や海外メディアやお隣りのタイの放送を受信して知るしかないのである。

そんな、オリンピック。
東京で再開催する必要があるのものか。
甚だ疑問だ。
東京という世界のファッションや経済やアートをリードするトップ都市の一つが、わざわざオリンピックを開催する必要があるのだろうか。
そんな予算があれば、もっと創造的な国際イベントを企画する力があるのではないか、と思えるのだ。
オリンピックをアジアで開催するのならシンガポールやタイのバンコク、マレーシアのクアラルンプール、台湾の台北のほうが、よっぽどふさわしい。

1964年のノスタルジーを再現したいのか石原知事は真剣そのもの。
でも実際のところ都民はもちろん国民はシラケているに違いない。
オリンピックをするくらいなら、前回韓国と共同開催という残念な形になってしまったサッカーワールドカップを単独開催するほうが、日本全国を巻き込んでよほど盛り上がるに違いない。

オリンピック開催を目指すことそのものよりも、オリンピックをしようという、その発想自体がチープな感じがしてならないのが、昨日のニュースだった。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




上方落語の重鎮、桂三枝が師匠の名籍を継ぐというニュースが昨日流れた。

桂三枝改め、桂文枝。

上方落語というと、四天王と呼ばれる噺家さんが存在した。

六代目笑福亭松鶴。
三代目桂春団治。
三代目桂文枝。
三代目桂米朝。

この中で桂米朝と春団治は現在もなお活躍中。
米朝は私の大好きな落語家で、最近は忙しくてなかなか聞きに行く時間が取れなくて残念だが、数年前まで米朝出演の落語会がサンケイホールやその他身近な会場であるときはよく出かけたものだ。
もちろん人間国宝だけに落語の語りは上方一。
米朝落語を耳にしたら、なかなか他の落語は聞けない、ということもないものの、やはり安定感がベストで、枕の話など人生論にもなったりして楽しめるのだ。

春団治の落語は子どものこ「しょーもない、おもろない落語」と思っていたが、生で聞いて以来、この人の噺は生で、しかもテレビ中継のない寄席で効かなければ面白くないことがはっきりして、いまでは聴きに行く落語会に春団治が出ると楽しみになる。
というのもこの人、テレビで話す落語と、寄席で話す落語がぜんぜん違うのだ。
テレビは言葉の制限などがあり、やりにくいらしく、その点、寄席の落語は遠慮がないだけに次々とおもしろい話芸が飛び出し楽しめるのだ。

松鶴の落語は正直言って上手ではなかった。
でも、この人はなかなか正直で「ワシ、米朝嫌いや、落語巧すぎやもん」と言って笑いをとれるようなキャラクターなのであった。
普通人ではありえない、どこか超越した部分があってなぜか面白かった。
シラフのひとを演じていると呂律が回らず聞きづらい。
ところが酔っぱらいを演じると滑らかな話口調になるのには正直驚いたものだ。
普段アル中のような感じの人ではあったが、アル中みたいな人が酔っぱらいを演じると、ある意味リアルを通り越して素晴しを感じる域のものがあったのだ。

で、文枝。
この人は長らくテレビの「素人名人会」の審査員をしていて子供の頃から良くテレビでみかけたけれども、ついに生で落語を聞くことはなかった。
そのためかどうか、四天王の中でも落語家としての印象は一番薄い。
今も、見た落語のネタをちっとも覚えていないくらい印象が薄いのだ。
それでも文枝は上方落語にとっては重要な名前で、私は知らなかったのだが、「桂」の名前はここからスタートしているというのだから、文枝という名の重要性がわかろうというもの。

その文枝の一番弟子、桂三枝の落語も実のところ生で聞いたことがない。
ミャンマーへ旅行したときにガイドを務めてくれたTさんがウォークマンで落語を聞いていて、
「これ面白いんです」
と私に聞かせてくれたのが桂三枝の創作落語だった。
ミャンマーの人が落語を聞いて笑っている方が印象的で、噺のネタはなんであったかちっとも覚えていないのであった。

桂三枝といえば未だに落語家というよりもテレビのタレントという印象が私には強い。
そういう意味で「桂文枝」襲名は、なるほどでもあるのだが。
文枝という名前が落語会で重要と言うならば、三枝が文枝を継ぐのになんとなく違和感があるのはなんなのだろうか。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




レコードのCDとLPを比べるとLPの方が圧倒的に「アートである」ことがはっきりとわかる。
そんな展覧会が兵庫県の芦屋市立美術博物館で開催されていた。

「ジャケットデザイン 50-70s 」

という展覧会だ。



7月18日までの開催だからもう一週間しか残っていないのだが、なかなか面白く懐かしく感じる展覧会であった。

芦屋の美術館を訪れたのは初めて。
こんなところにこんな美術館があるとはついぞ知らなかった。
ではどうしてこんな展覧会を知ったのかというと、インターネットで「兵庫県の美術館」を検索していたら偶然見つけたからなのであった。

大阪南部からは阪神高速道路を使うと比較的簡単に素早く行くことのできる兵庫県が目的地としてターゲットにされたのであった。
それも神戸以東の近い範囲からの選択であった。

兵庫県の大阪寄りには伊丹市立美術館がある。
ここの美術館は過去に一度だけ訪れたことがあるのだが、小さな美術館ながら非常に洗練された展示会であったことを記憶している。

芦屋の美術館は阪神間にある美術館では最も新しい部類に入り、完成して10年少し。
震災の4年前1991年に開館した美術館。
芦屋、という関西では最も洗練された地域のひとつの中にある美術館だけに、落ち着いた雰囲気が特長であった。

小さな展示室にはラジオ関西から提供された50年代から70年代にかけてのLPレコードのジャケットが展示されていた。

ビル・エバンス
BBキング
レイ・チャールズ
ビートルズ
ピンク・フロイド
エルトン・ジョン
EW&F
カーペンターズ
ビリー・ジョエル
などなどなど

こうして眺めてみると50年代から70年代にかけての洋楽を支えたアーティストたちのなんとビッグでバリエーションに富んだことだろう。
また名前だけではなく、レコードジャケットのイカしたデザインがたまらない。
CDの小さな表面と異なって30cm×30cmのLPは、それだけとっても立派なキャンバス。
無味乾燥なプラスチックのケースではない真四角の紙の暖かさが絵柄と共に文化をカタチづくっているのだった。

こうして考えてみると、音楽とジャケットは一対で作品だった時代が50年代~70年代。
CD時代も過ぎ去って、ダウンロード時代の今は便利だけれども、昔よりなにか足りない。
テクノロジーは発展したが文化的には要素が減って衰退したのではないか、とちょっと考えてしまう、そんな展示会なのであった。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )






ANAの機内有料サービス"マイチョイス”。
私はこのサービスで時々ソフトドリンクを購入しては楽しんでいる。

先週、関空から東京へ移動するときに天気があまりに良いものだから、この景色を楽しみながら飲むのにふさわしいドリンクとして「能登のしおサイダー」を買い求めたのであった。

私はもともと炭酸飲料がお気に入り。
スプライト、コーラ、セブンアップ、ペプシ、ジンジャエール、どれもこれも結構飲む。
ただし、嫁さんの前ではあまり飲めない。
「そんなん、健康に悪いやん」
と一蹴されてしまい、100%果汁のフルーツジュースなんかを飲むことになってしまう。

そこへいくとANAのマイチョイスは空の上。
誰に遠慮をすることもなく、じっくりと楽しめるのだ。

以前、マイチョイスの炭酸飲料では「和歌山のジンジャエール」を飲んだのだが、これが絶品。
ビックリするのほどの辛口ジンジャエールだったが、それがまた一般的なカナダドライジンジャエールと異なるおいしさを醸し出し、通算私は3度も飲んでしまうという、有料機内サービス否定派だった私はどこへ行ってしまったんだろう、と自分で自分が驚く変わり様なのであった。

で、しおサイダー。

個々数年「塩」なんとか、というのが流行している。
塩キャラメル。
塩焼きそば。
塩歯磨き。
などなどなど。

「塩は高血圧の原因で健康に悪い」と否定される存在である一方、塩がないと味が引き立たないという問題があり、塩悪者論者もぼかす部分があるのだろう。
そんな中の「しおサイダー」。
どん味がするのか、関心があった。

300円払って氷の入ったコップに注ぎ、グイっとの飲む。
するとやはり強めの炭酸が喉をシュワーと刺激して、これが美味い!



しお、とあるのだが、塩の効果がどの程度有効に作用しているのかは判断できなかったが、ともかく美味いサイダーなのであった。

美味しい冷えたサイダーを味わいながら、窓の外を見ると、眼下に駿河湾が広がり、そのまたはるか向こうに富士山が顔を出している。
青い空にB777の主翼が輝き、なんとも言えない美しさ。
気流も安定していてほとんど揺れない。

「ああ!これで出張の旅じゃなかったら、ビール飲んでたのに!」

と思う、サイダーなのであった。




コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« 前ページ