<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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台風が近付いている。

「あの、今、高知にいて帰れるかどうか分からないんです。代わりに〇〇行かせますから」

と取引先の社長が電話を掛けてきた。
確かにネットの報道によるとJR四国は全線で運転休止。
鉄道が止まるということは飛行機も当然運行ストップ。
もしも飛んでいたとしても、台風接近時に飛行機に乗るのはジェットコースターに乗るより勇気がいる。

数年前。
スカイマークがまだ関空から羽田に飛んでいた頃。
私は台風接近で強風注意報が出ている中、関空から羽田の移動に飛行機を利用。
そらもう~死ぬかと思うフライトであった。

飛行機は離陸前から風でガタガタと揺れていた。
窓から見るとタクシングウェイ横の芝生の草が、ほとんど倒れるように揺れていた。

「こんなんで飛べるんかい」

と疑問に思っているところB767は元気に離陸。
以後約1時間、B767は絶叫マシンに変身したのであった。
「揺れても運行に支障はございません。」
のアナウンスを聞いたとき、もしかするとあの8.14の飛行機も機内では、
「飛行には師匠はございません、とアナウンスしていたのではないかいな」
と思ったくらいなのであった。

以来、台風が近づいてくると新幹線を利用することにしているが、今は地震がいささか心配なので微妙でもある。

ところで、台風がこの季節に近畿地方にやってくるとは思わなかった。
それも、紀伊半島をかすめるように東に移動するのは、かなり珍しいコースだ。
この季節の台風は同じような動きをするのだが、それはだいたい遥か南沖。
西南諸島から太平洋を東進して小笠原諸島へ抜けるのが一般的。
ところが、今回の台風は日本列島を踏み倒して移動するようなコースをたどっている。

これって地球温暖化によるものか。

温暖化の原因のひとつ。
やや涼しくエアコンのスイッチをオンにする必要がなさそうなので二酸化炭素の放出を防ぐことができるから歓迎は歓迎だが、台風が二酸化炭素の温暖化によるコース変更をしているのであれば、かなり意味深だ。

ということで、大阪はまだただの雨模様。
電車が止まらないうちに帰宅するのが大切だ。

なお、地球温暖化って太陽活動が最も大きな影響を与えているって知ってましたか?

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