<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
宇宙エンタメ前哨基地



「あ~予定終了。疲れたー」
と羽田空港の出発ロビーで関空行きの搭乗開始を待っていると、なにやら背後でワイワイガヤガヤとした外国語の話し声が。

ふと振り向くと、そこでは異様な光景が展開されているのであった。

アジア系外国人の家族連れ集団と思える8名ほどの人々が手に飲み終わったペットボトルを持ってウォータークーラーの水を一生懸命澑めていたのだった。
先日の関西空港行きの羽田空港出発ロビーは外国人が増加した分、いろんな光景を目にするようになって、驚きも増えた。

なお、ウィータークーラーがあることに、初めて気がついたのも、この時なのであった。


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今年前半の日本の科学の話題といえば「小保方さん」と「STAP細胞」。
2月だったか、出てきた時は彗星のごとくスターになって褒めそやされたが、4ヶ月経ってみると小保方さんは不出来なリケジョ。
STAP細胞は存在さえしなかった、ということになりそうで、多くの人々はガッカリ感と、やっぱり感が交錯しているに違いない。

それにしても、科学そのものよりも小保方さんのファッションや言動に話題が集中したのにはいささか情けない事件なのであった。
小保方さんの記者会見の化粧はどうのこうの。
小保方さんの服装はどうのこうの。
割烹着姿が科学者らしくないのどうの。
アイドルみたいでいいじゃない、というのがどうのこうの。

リケジョの輝ける星。
ということだったが、結局は三流大学の出来損ない学生がハッタリかました、というようなところに落ち着いてしまうようで、残念だ。
しかもその舞台が理化学研究所だけに笑うに笑えない雰囲気を国中に作り出している。

素材の使い回しはもちろん、コピペ三昧の論文は、まさに「アホ~大学生」に見る出来損ないそのものと言われても仕方がない。

私は、この小保方さん。
登場してきたときから、その雰囲気に若干の違和感を感じていたのだ。
どういうふうに感じていたのかというと、いささかパフォーマンスがすぎるのではないか、と思っていたのだ。
というのも、理系女子、いわゆるリケジョの優秀な人に、あまり化粧に凝ったり容姿にごだわっている人を見たことがないからなのだ。

これって失礼かもしれないので、予めお断りしておくと、あくまで私の周りにいるリケジョの方々には女の子女の子している人は少ない。
というよりも先端科学でガチンコしているリケジョには「おめかし」している時間などきっと無いに違いないし、おめかしに凝っているリケジョは勉強時間を無駄にしているダメダメ科学者という印象さえ受けてしまう。

例えば、京都大学の生物系のXY先生(仮名)は、その研究の世界では知らない人がいないくらい有名で、実に優れた科学者だ。
この先生、40代にも関わらず発言はハキハキし、まるで20代。
行動力、発言力ともにめざましく、我々も会議などで同席するととっても勉強になる。
恐るべしは飲み会に於ける酒豪家としての姿で、飲んでいても潰れない、という強者でもある。
しかし、神は二物を与えないというのはこのことで、XY先生は化粧っけゼロ。
おしゃれ感ゼロ。
話していると関西弁なのに、男と話しているのではないか、と思えるくらい気風が良くて江戸っ子のオッサンだ。

研究活動に邁進しているということは、おしゃれ?そんなことにかまってられないよ、という人でなければ大成することはできないのだろう。

また、大阪大学の院生S子ちゃんは今どきの20代の若者で、先述のXY先生よりはさすがに若いだけあって女の子している。
ケーキをごちそうすると喜んでくれるし、指導教官の教授への話し方もそこそこ可愛い。
ところが、少しく目を離すと、その行動力と威圧感はなかなかだ。
私の会社の30代目前の社員がラボで作業をしているとS子ちゃんにこき使われている姿を目撃することに鳴る。
彼女はニコニコ顔でやってきて、あれが行けない、これはどうしてなのか、知ってる?知ってない?いつまで対策できて、どうするの?というようなラボに於けるうちの会社の研究内容にかんすることを質問攻めしてオロオロさせる恐ろしいオッサンリケジョなのだ。
その姿は先程のXY先生の研究活動ぶりと同じような、遠慮なきオッサン的に姿を垣間見ることになり、割烹着を着て試験官ぷらぷら、なんてことはまず考える暇もなさそうだ。

ということで、他にも例を挙げると沢山あるのだが、リケジョで化粧に凝っていたり、ファッションに凝っている人を見たら、まずはタレント候補であると疑ってかかる必要がある。

なお、理系の場合、男子もイケメンはほとんどなく、髪はボサボサ、シャツはよれよれ。
徹夜作業もなんのその。
人の話も上の空。
学食で食べるものもテキトー。
という人が少なくないことを付け加えておきたい。

ほんまかいな。

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