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阪神タイガースにも在籍した伊良部秀輝がロサンゼルスの自宅で自死しているのが発見された。

自己主張が強く、様々な気丈な話題を提供してくれた伊良部元投手の自死を伝えるニュースを読んで、
「人というものはどれほど分からないものか」
という気持ちを新たにしたのであった。

正直、親戚でも友達でもなんでもないのだが、かなりのショックだ。
伊良部秀輝のキャラクターと自死が結びつかない。
しかし、近年伝えられた精神的な問題に原因があるのではないかと思われる事件のいくつかのニュースは、今回の自体に陥った一連の流れの出来事だったのかもわからない。

人は見かけによらない、とよく言われるが、実際気丈に見える人が実は細やかな神経を持っていて精神的に弱いこともある。
ただ外見が気丈そうに見えるだけで、困っていても相手にされず、孤独になることも、多くの人には経験のあることだろう。

42歳という若さでの自死は、決して褒められたものではないが、マウンドの上の伊良部の姿を思い出すにつれ、今回の事件は考えさせられる重さを持っている。

ニューヨーキヤンキーズは伊良部に哀悼の意を捧げた。
が、それ以上に日本球界へのインパクトを残した忘れることのできない選手なのであった。

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