<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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走り始めたばかりの新幹線がさっそく脱線した中国。
一体どのようにして事故原因を究明するものだろうかと、考えていたら、中国人以外には考えも及ばない方法で解決した。

人民解放軍による裁断処理。

なんでも事故現場に駆けつけた人民解放軍が高架から転落した新幹線車両を切り刻み、トラックに積んでどこかへ持ち去ってしまったのだという。
おかげで事故発生から24時間以内に事故現場はスッキリ綺麗に。
事故の痕跡も消え失せて、さっそく営業運転を再開している、というわけだ、

事故の原因を究明するにも車両がシュレッダーにかけられてしまった今は、どうにもならない。
けが人は?
死者は?
一緒に人民解放軍という名前のシュレッダーにかけられた可能性があり、テレビのニュースでも「どこに行ったのかわからない」と悲嘆にくれる犠牲者の家族が映しだされていた。

そもそも、こういう国で新幹線を作ることほど恐ろしいものはない。
新幹線は日本でもフランスでも、その叡智を結集して律儀な民族性をもってして安全運行が成せるというもの。

事故が起こったら「はい、踏み潰し」では安心して乗ることができないのは当たり前。

中国へビジネスで訪れる日本人は多いことだろうが、出かける時は家族に「覚悟を決めておくように」と一言かける必要がありそうだ。

なお、こんな国が自国製旅客機を開発して三菱MRJや果てはボーイング、エアバスと対抗しようと画策しているそうだが、中国政府以外、一体誰が買うのか見ものだ。



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