tnlabo’s blog   「付加価値」概念を基本に経済、経営、労働、環境等についての論評

人間が住む地球環境を、より豊かでより快適なものにするために付加価値をどう創りどう使うか。

しらゆきげし(白雪芥子)はよく増えます

2020年04月29日 16時19分29秒 | 環境
しらゆきげし(白雪芥子)はよく増えます
 一昨日取り上げました「つりがねすいせん」も青い花に限ってみれば、この数年急速に増え、今年はもう我が家の狭い庭の至る所に(北側は別として)広がっていますが、それと競うように増えている花がもう一つあります。写真を載せます。



 この花は日当たりの良い所にはあまり出ません。地下茎と種子の両方で増えていくようですが、半日陰で湿気のあるところがお好みのようです。

 庭の南東の隅、ホタルが土に潜ってサナギを作りやすいようにとおおむらさきと百日紅の下のところは、自然の藪にしています。
 その藪の南の塀際に雨水タンクがあって、藪の東側のフェンス沿いのU字溝に水が落ちるようになっているのですが、その雨水タンクのあたりに、以前家内が友人から分けてもらった株を植えたとのことです。、

 「日陰の花」というほど楚々としているわけではなく、表面にしわのあるハート形の葉が繁茂して、そこから茎が立ち、その先端に数輪の白い花が順に咲いていくといった感じです。花の直径は3cmほど。

 花そのものは結構綺麗ですが、葉の広がりが大きく、なんとなく邪魔なので、広がると抜いていたりしたのですが、このところ庭の手入れを怠けていたもので、南の塀沿いにどんどん増えてきていました。

 増えたら花も多くなり、茂った葉が塀際のごみを隠してくれるので、今年は放置していました。
 白い花が咲き始めたことから新型コロナ騒ぎです。連休も外出禁止、「花を愛でて」という事になったので、家内に「あの花、なんていうの」と聞きましたら、「白雪何とかだけど忘れました」とのこと、ネットで探したらすぐ出てきました。「しらゆきげし(白雪芥子)」。名前が素敵すぎます。英語はすノーポピーでこれも素敵。

 芥子というと、葉や茎に繊毛のようなものが生えているような気がして、まさか芥子とは思いませんでしたが、折ると薄赤い樹液(草液)が出るのはやはり芥子。中国原産で、中国では「血水草」だとのこと。イメージが違いすぎるのは何のせいでしょう。
 緑の葉の上に点々と咲く真白な4弁の可愛らしい花なので、塀際で増えるのならごみ隠しにもなるし、当分そのままにしてもいいかなと思っています。
 
 

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