「私が何をするかは誰にも判らない」
このタイトルは、トランプ大統領の発言です。
原文は
'No one knows what I'm going to do'
ということのようで、何か威張っているようです。
大変解かりやすい英語ですが、それを聞いても、誰も、何にもわからない言葉です。
多分、本人も判っていないのでしょう。
こういうことを平気でいうリーダーは、典型的な「独裁者」でしょう。
リーダーは人々をリードする信念をもって、人々が安心するために発言し、良い結果を出して、人々の信頼を得るのです。
それと正反対の発言が表題の発言です。もしトランプさんが、大統領選挙戦の時にこの発言をしたら、大統領にはなれなかったでしょう。
大統領になった今、こうした発言をするということは、大統領になれば何でも許されるという意識を持ったからでしょう。
何を言っても、何をしても許されると思ってしまうのは「独裁者」の特徴です。普通の人がこんなことを言ったら、誰も相手にしないか、危険人物として拘束されるのが落ちでしょう。
これでは中身の議論はする余地がありません。我々には、黙して、結果を待つしかないようです。
言葉にあきれて、しかし、あまり酷い結果にならないように願いながら。