tnlabo’s blog   「付加価値」概念を基本に経済、経営、労働、環境等についての論評

人間が住む地球環境を、より豊かでより快適なものにするために付加価値をどう創りどう使うか。

だいだい(橙)の語源を実証の写真

2024年06月27日 15時36分29秒 | 環境

我が家の狭い庭には「だいだい」の木があります。昨年からは年間何回も取り上げていますのでご覧になった方もおられるかと思いますが、これが、ただの「だいだい」ではなく「縞だいだい」、別名「地球柑」です。地球儀のように縦じまが入っています。

この木の話はずっとリンクしてあります。もし宜しかったらご覧ください。

ところで今日のテーマは、地球柑の方ではなくて「だいだい」の方です。

だいだいというのは漢字で書けば「橙」ですが、これはもともと「代々」からきている縁起のいい名前という事になっています。正月にお供え餅の上に橙を飾るのも、この家が代々続きますように、栄えますようにとの願いを込めたものだそうです。日本流SDGsの文化ですね。

同じ意味で「こどもの日」、旧端午の節句の柏餅の柏の葉の意味も説明されていますが、新しい葉が出てきても、古い葉がまだ落ちないという「縁起担ぎ」そうです。

昨年、6年のブランクの後やっと実をつけた我が家の地球柑も「だいだい」ですから昔からの説明通りだろうかと20個ほどついた実のうち5個ほどを残しておいたのです。

今年は剪定の仕方も解らないので新芽が一斉に繁茂して中が見えないほどになっていましたが、少し枝を伐ってみましたら「ありました!」

子供の地球柑が昨年の黄色く熟れた地球柑と並んでいます。世の中は変わっても自然は忠実に本来の姿をきちんと残しているのです。

まだ小さいけれども地球儀のような縦縞をつけた若い地球柑を見てやってください。


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