司法書士内藤卓のLEAGALBLOG

会社法及び商業登記に関する話題を中心に,消費者問題,司法書士,京都に関する話題等々を取り上げています。

「簡易裁判所における交通損害賠償訴訟事件の審理・判決に関する研究」

2017-08-26 16:13:01 | 民事訴訟等
司法研修所編「簡易裁判所における交通損害賠償訴訟事件の審理・判決に関する研究」(法曹会)
https://www.hosokai.or.jp/item/annai/shinkan/shinkan_201612.html

「本報告書に記載した争点整理及び事実認定に関する基本的な事項並びに民事訴訟法280条を活用した判決書の記載事項は,物損事故事件以外の民事訴訟事件にも応用できると考えている。」(上掲)

 というわけで,月報司法書士2017年4月号の巻頭言である,平田豊最高裁事務総局民事局長兼行政局長「簡易裁判所において司法書士に期待される役割」においても,一読を推奨されている。

 上記巻頭言によると,

「認定司法書士の人数は,平成28年4月1日現在約1万6,000人で,全司法書士の7割を超えている」

「簡易裁判所の民事通常訴訟事件において,認定司法書士が原告・被告のいずれか又は双方の代理人となった事件数は・・・平成28年には約2万7,000件(関与率約8%)となっている」

 1人あたり約1.69件・・・。
コメント