地底人の独り言

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犬島・精錬所

2008年04月26日 | 展覧会・講演会


「犬島アートプロジェクト」第一期・精錬所

 昨年2月から綴られていた「犬島アートプロジェクト」の第一期工事の「精錬所」が完成し、今日その「完成披露」があり、私のような者にもご案内があり、参加させていただいた。
 お金があれば出来ることはたくさんあるが、お金があるだけでは出来ないことはそれ以上に多い。今日、「犬島アートプロジェクト・精錬所」を見て、直島福武美術館財団理事長・福武總一郎氏が私財10億円を投じたと聞くが、まさにお金があれば出来る仕事ではなく、福武理事長の熱意・情熱と現代アートへの見識が、これだけとものを完成させたと驚愕している。これは、直島地中美術館を見たときにも思ったことだ。福武理事長の「あるものを生かして、ないものを創造する」という考えは、見事に具体化されている。
 私は、前職時代に、維新派公演「カンカラ」を担当したこともあり、なんどか犬島を訪れている。近代遺産である犬島の精錬所の煙突を始め跡地を実に上手く生かして、素晴らしい「作品」を完成させている。完成させていると言っても、これはまだ第一期であり、今後さらに充実していくとのことだ。スゴイの一語だ。
 さて会場では、世界的な現代アート作家であり、この「精錬所」で展示する作品群を担当した柳幸典氏と出会い、記念写真をお願いした。柳氏は、犬島へ住んで以来12年余、今日の日を迎えたと感動し、実に感慨深げであった。

 さて、今朝の新聞では、昨日2010年に瀬戸内海一帯を舞台に開催される「瀬戸内国際芸術祭」の実行委員会が立ち上がり、福武理事長がその総合プロデューサーに就任したと報じている。直島、犬島、そしてまた新たに美術館建設を予定している豊島、さらには女木島、男木島、小豆島などを舞台に予定しており、とても楽しみである。
 その実行委員会の発足式は、高松市の国際会議場で開催されており、今日の福武理事長は、直島のネームの入ったスタジャン姿であった。
 それにしても、今日の完成披露はレセプションも含めて、全て屋外であり、いささか日焼けをした。ただ会場に飾られた花が、私の心を癒してくれた。
 ところでこの「犬島アートプロジェクト」については、我が東公民館と「あかれんがクラブ」の共催で、少し先だが6月下旬か7月上旬にフィールドワークを予定している。是非ともご一緒を。
 なお、素晴らしい「犬島アートプロジェクト・精錬所」であるが、写真はとても貧しいものとなってしまった。恥ずかしいが、現在の我が力量であり、紹介させていただく。お許しあれ。











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