明王寺での鯉沼廣行&金子由美子による「篠笛コンサート」に行った
「忙中閑あり」で、今日天台宗馬路山明王寺では、瀬戸内33観音霊場・合同大法要が開催された。33ケ寺ご住職が勢揃いしての観音霊場合同大法要が執り行われた。そのメイン行事の一つとして、鯉沼廣行&金子由美子による「篠笛コンサート」である。
我が館のクラブ「篠笛を楽しむ」の講師の大森先生のご案内もあり、参加させていただいた。この鯉沼廣行&金子由美子コンビによる「篠笛コンサート」は、既に西大寺観音院やオリエント美術館などで開催されたコンサートを何度か聞かせていただいている。しかし、いつ聞いてもお二人の演奏は素晴らしい。だから、今回も時間を割いて聞きに行かせていただいた。
明王寺本堂をバックに、快晴、桜やつつじが美しく咲いている中での演奏であり、その音色はいっそう美しく私の心に染み入った。
その会場には、館の「篠笛を楽しむ」のクラブ生のみなさんの顔がたくさん見えた。そのことも、私の心を温かくさせてくれた。
ところでこの日、今年の4月に国指定重要文化財に指定されたばかりの「観音菩薩像」を拝観させていただいた。この観音菩薩像は、148㌢、榧(かや)の木の一本造りで、とても神々しく魅せられた。
素敵な時間だった。それにしても、昨日だったら大雨だったのに。天気に恵まれる、自然相手はなかなかに難しいが、それ故に晴れたら二重に素敵となる。