夏の終わり8月某日。
最後の蝉の咆哮と、秋の虫の声が朝夕交互に訪れる。
切ない気持ちが毎年去来。
そんな最終週末に、浅草にサンバが来る。
はじめはどうなるかと思われた。
今や全国から踊りの猛者がリズミカルに沿道を魅了する。
仕事帰り、この熱気に少し元気をもらう。
お盆休暇の某日。
息子のサッカーチームの応援。
高校サッカーの選手権を勝ち上がった。
やった。
その帰り、駒沢公園近くのアジア料理でランチ。
ボリュームもあり、味も本格派でオススメ。
夏の仕事の合間。
初台のアニスへ向かう。
リストランテホンダとのコラボランチが目当て。
イタリアンの雄と、肉焼きの名人芸が同時に味わえる贅沢さ。
サーロインの火加減は流石のひと言。
肉のパテがついたサラダも、熱々のパンにサワークリームもいい。
極め付けは、イカの身をすりつぶし合えたイカスミのパスタ。
いつまでも食べていたいほど、濃厚な海の恵み。
トマトの甘みと酸味がまたたまらない。
そして、ラストサマー。
お盆も天気は最悪。
おかげで小説は少し進んだが。
8月、海の家も終わり。
売り上げも最悪だったようだ。
日曜日に、今年の夏を体いっぱいに吸い込む。
馴染みのパン屋で買った惣菜と、ビールとサワーで。
潮騒の音。
波打ち際のカップル。
犬の散歩するご近所さん。
ボードを抱えるローカルサーファー。
すべてが思い出となる。
帰らぬ思いに、 good bye。
無性に淋しい。
エンドレスサマーが恋しい今日この頃。
2107夏、ありがと。
【入道の白さ眩しい夏終わり】哲露
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