オリジナルタイカレー
「夏野菜 グリーンカレーで汗ながし」
海光
20年近く前、東南アジアを旅した。
今の版元へ転職する際も、タイへひとり旅に出た。
このスチームサウナの中で、服を着用しているアホみたいな感覚・・・
あの頃に似た熱帯アジアの匂い、湿った空気、蝿の多さ、シダ植物などなど
う~~ん、東京はまさに亜熱帯、と云えないだろうか
そして、そんな亜熱帯の気候だからこそ、暑い夏に適した食事をすることは理に適っているんじゃないか。
そこで、件の「タイのグリーンカレー」である。
まずは、食材に注目。
青唐辛子(グリーンチリ)が肝になる。
まず基本の野菜、玉葱、ジャガイモ、人参。
インドカレーのように、玉葱を丹念に炒める必要がないので、暑い夏場にさっとできる利点もある。
野菜を一口大に切る。切る形はお好みで構わないと思う。
ジャガイモは崩れにくいように、面取りして、水にしばらくつける。
(面取りした部分はそのまま鍋に入れちゃおう、食材をムダにしないことも大切)
あと、準備するのは、グリーンカレーに欠かせない、青唐辛子。
ミキサーにかけてもいいが、はっきりした辛さを味わうため、包丁で丹念にみじん切りにしてさらに叩いて細かくする(種は取ったほうがいい)
ニンニクと生姜は摺っておこう。
とりあえず第一弾の準備完了。
さぁ、用意が出来たところで、ここからは簡単。
市販のココナッツミルク缶を鍋に突入。
1缶に、計量カップに1カップずつ目安に水を入れよう。
火をかけ、中火で煮立つまで・・・
煮立ってきたら、各種スパイス(市販のカレー粉でOK)、ニンニク、生姜を入れる。
みじん切りしたグリーンチリもここで突入。
筆者は、ターメリック、クミン、黒胡椒、カルダモン、コリアンダーなど独自調合のスパイス粉を使った。
オリジナルスパイス
スパイス、ニンニク突入
写真のようにグリーンがかった色になってきたら、グラグラと煮立たせないように火加減を見る。
ここで天然塩を少々。
さきほど下ごしらえした野菜を火の通りにくいものから順番に入れる。
(まぁ、一気に入れても大丈夫、失敗しないよ)
そして、タイと云えば、魚醤。
定番の調味料、ナンプラーを適量入れる。
塩加減とのバランスなので、お好みで調整してほしい。
野菜いれたところ
舞茸を大量に
夏野菜のレッド、グリーンのピーマン、濃い紫の茄子をたくさん入れる。
どうやら、夏の料理らしくなってきたね。
キノコ類もいろいろ入れたほうが食感が変わって楽しめるよ。
ヘルシーで健康にも◎
豚のロース肉
いつもは鶏肉を使用するんだが、生肉の商社に勤める妹の差し入れで、豚のロース肉を一口大にして、鍋にぶちこむ。
煮立ててくると、灰汁が出てくるので、丁寧に取ること。
灰汁は取ると、格段に味が違うので、2~3分のことだから我慢して作業してね。
真っ赤に熟した旬のトマトをお好みに切って、仕上げる。
最後に、塩とナンプラーで味を調整してね。
味見は必ずして、料理の基本だ。
さぁ、10人前分の寸胴鍋カレーの完成。
よく食べる家族だこと
さて、昔あった海外の料理番組みたいに、料理中にビールは飲んでしまった
子供たちがサッカーから帰ってきたので、ハイボールに、もろ味胡瓜を添えて。
ガス釜ではご飯も炊けたよう。
はい、タイグリーンカレーの出来上がり
どうぞ、召し上がれ
トリスに有機レモンを入れたハイボール
「トリスを飲んでハワイへ行こう」 師の名キャッチを思い出して、トリスを買った。
1時間もかからないで出来る、夏にぴったりのタイグリーンカレー
皆さんも、暑さを楽しんで、覚悟の夏を乗り切ろう
2011年6月15日現在 TOTAL882.3km
ぜひ食べさせて欲しい!!(笑)
しかし、あの豚肉がこんなに美味しそうな
肉に見えるとは!驚きです。
暑い夏は、これから。
体調には気をつけて、暑い夏を乗り切りたいで~す
なので、食事だけでも季節を感じて生きられたらいいね。
やぁ、やっぱり専門商社の豚肉はうまい。
タイカレーは簡単だから、忙しい家ほどオススメです。
辛い料理で夏を楽しもう!!
29日「極辛レシピ」発売します。