週刊浅草「江戸っ子瓦版」 -のんびりHiGH句な日々-

文学と食とRUNの日々を、PHOTO5・7・5で綴るエッセイ♪

紅梅と優勝杯

2013年03月03日 | ★江戸っ子エッセイ★

   
             呉服枝垂れ

     
          道知辺(みちしるべ)

 今日は3月3日、快晴のひな祭り

 隅田公園の畔の梅も、ようやく満開である。

 控えめな梅のなかで、野梅系の呉服や道知辺がじつに艶やかで、道行く人の足を止めていた。

 今週は啓蟄を迎え、わしの誕生日もある。

 春はもうすぐだ。

   
              日月(じつげつ) 

   
            吾妻橋水上バス乗り場

    
              流し雛の列

 公園を走っていくと、流し雛が行われるところだった。

 紙で作られたお雛様、女の子を持つ親御さんがたくさんの列を作っている。

 ひな祭りの元となった儀式といわれ、祓い人形と同じく身を清める意味があるという。

 源氏物語に記述が残っているというからその歴史は古い。

  
            リバーサイド競技場

 下の息子がサッカーの試合に出場するというので、午前中から応援にでかけた。

 スクールカップという、台東区の小学校チームの総当たり戦。

 第一試合、開始早々なかなかいいアシストをしている。ふむふむ。

 ぜんぶで5試合。

 すべて勝利し、なんと優勝してしまった。

 仲間の一人は、12点を決め、MVPに輝く。

 素晴らしい結果に、親の顔もほころぶ。

 女の子の祭りの日だが、元気な男の子の活躍に、爽やかな勇気をもらう。

 午後はなでしこたちの試合もあったという。

 若いエネルギーは、世の中を明るくする力があるね。

   

 優勝杯を掲げる子供達の笑顔がステキだ。

 友だち同志で、ランチ焼肉で優勝を祝ったようだ。

 おいらも夕食を豪華にして、祝ってあげようと思う。

 道明寺の桜餅も用意した。

 合評会の報告文も書いて送ったし、短編もとりあえず書いてみた。

 忙しさは休日も変わらないが、充実した一日だった。

   
             子規の句

 パーティーの準備があるので、今宵は子規の句でごめんください