週刊浅草「江戸っ子瓦版」 -のんびりHiGH句な日々-

文学と食とRUNの日々を、PHOTO5・7・5で綴るエッセイ♪

横須賀の潜水艦

2012年12月16日 | ★江戸っ子エッセイ★

    

 昨年についで今年も横須賀に行ってきた

 第37回目を迎える、〈よこすかシーサイドマラソン〉だ。

 戦艦三笠が停泊する、三笠公園に選手が集まってくる。

  

 当日の気温は9.2℃、湿度45%、北風4.7mと、昨年のモンスーンのような蒸し暑さに比べて、非常に快適な天候に恵まれた。

 昨年苦労した分、観音崎へ向かう走水のアップダウンも、精神的には大分楽に走りきることができた。走り込みができず、調整不足ゆえ、左膝の痛みがぶり返した。それでも、21.1kmという距離はどうにか走り続けられる距離なのが嬉しい。

  
  

 家族と横浜地区に住む、句会仲間が応援に来てくれた。

 沿道の応援もどこか長閑で、海風が優しく背を押してくれる。

 ゴール間近のラストスパートに、息子が気付いてくれたようだ。

 走り終えた後の、ビールと点心がうまいこと!

    
  

 仲間の案内で、米軍の戦艦と、海上自衛隊の潜水艦を見学にいく。

 現役の潜水艦を見るのは、親子ともども初めてだ。

 横に厚みがあって、かつて映画で観たUボートとの違いにびっくりする。

 当時は水上移動がほとんどだったが、現代は海中での走行が多いという。

 こんな中で絶対死にたくないな。

     

 痛めた脚を引きずりながら、ドブ板通りまで散歩した。

 看板に横文字が目立つ。海風が流れる道が整然とキレイな印象を受ける。

 スカジャンや軍モノの店を冷やかして歩く。

 さすが、横須賀。小泉元首相の写真が飾ってあったり、Barで騒ぐアメリカ人の陽気さに、日帰り旅の醍醐味を感じた。

 マラソンの旅、訪れる街での発見が新鮮。また来年も来たいと思わせる街だ。

 これから、マラソン、駅伝のシーズンを迎える。

 新年の新宿ハーフマラソンまで、少し走り込みをしたいと願う今日この頃である

 
     「走り水陽溜まり温しドブ板道」 海光