週刊浅草「江戸っ子瓦版」 -のんびりHiGH句な日々-

文学と食とRUNの日々を、PHOTO5・7・5で綴るエッセイ♪

わんぱくトライアスロン!

2012年09月02日 | ★江戸っ子エッセイ★

   
                桜橋わんぱくトライアスロン

   
              スタートを待つちびっこ選手たち

 8月も押し迫る週末、隅田川の畔では、小学生を対象にした、「桜橋わんぱくトライアスロン」が行われた

 毎年の恒例ながら、友達や姪っ子を応援するも、わが子は出場しなかった。

 だって、本人が「イヤだ」というのだから仕方がない。

 自分の子でなくても、懸命に健気に泳ぎ、走る姿には感動を覚える。

 小学生最後、6年生になって、わが愚息、どうにか(ほぼ無理やり)初出場を果たした。

    
                      さながらちびっこオリンピック開幕式か

    
               順々に貸切状態の隅田プールへ

 まずは、SWIM。とりあえず、幼稚園から四年生まで続けて一通りは泳げる。サッカークラブに入ることを条件に、スイミングは止めたが、まあ100mはたいしたことないだろう。

 この日も気温はグングン上昇しっぱなし。オイラも入りたいよ、まったく…。

    

 学校、サッカークラブの友達も大勢参加していたから、待っている間は楽しそうだった。

 泳ぐ前は、やっぱり緊張したのかな?

    

 はだしで靴を履いたことがないと、ここでもたついて10人には抜かれた。

 まあ、出場しただけえらい。完走が大切だ、と親バカなりにハラハラドキドキ。。

    

 チャンリンコは得意のはず。友達からも、チャリだけは、適わないと太鼓判。

 はてさて。

 待てど暮らせど、いっこうに現れない。

 流しやがったな、やつめ!

       

 まあ、でも、どうにか親と兄ちゃんと友達が声援を送る中、目の前では格好つけていた様子だが……。

 30度を超える猛暑。まあ、オイラも走るので、暑さがキツイのはよくわかる。

 よく走ったな。

    

 この走った後の水浴びが気持ち良さそう。

 5月の鹿沼を走った時も、沿道のおじいちゃんがホースで水をかけてくれた。

 何よりの給水なのだ。 

    

 終ってみれば、見事完走。

 記録を狙うと、走り自体が嫌いになる。オイラ自身が体験済み。

 マイペースで走り続けることが肝なのだ。人生も同じ。自分は自分。他人は他人。うらやんだり、妬んだりしたも、自分のプラスにはならない。

 自分だけのペースでコツコツ、歩き、走ることが大切なんだ。

 ご褒美の肉汁たっぷり肉まんを頬張ってる子供たち、この経験がいつか糧になることを願う。

 若者のスポーツには、中高年を元気にする源がある。

 わが友人が、LINE上でつぶやいた。

 俺たちも、いつかトライアスロン走ろうぜ!

 いつかって、もう不惑も半ばなんですけど……。

 そんな野望を抱く、夏休みの終盤でござる


   「夏休み泳ぎ走って光り体」
                                       海光