桜橋わんぱくトライアスロン
スタートを待つちびっこ選手たち
8月も押し迫る週末、隅田川の畔では、小学生を対象にした、「桜橋わんぱくトライアスロン」が行われた
毎年の恒例ながら、友達や姪っ子を応援するも、わが子は出場しなかった。
だって、本人が「イヤだ」というのだから仕方がない。
自分の子でなくても、懸命に健気に泳ぎ、走る姿には感動を覚える。
小学生最後、6年生になって、わが愚息、どうにか(ほぼ無理やり)初出場を果たした。
さながらちびっこオリンピック開幕式か
順々に貸切状態の隅田プールへ
まずは、SWIM。とりあえず、幼稚園から四年生まで続けて一通りは泳げる。サッカークラブに入ることを条件に、スイミングは止めたが、まあ100mはたいしたことないだろう。
この日も気温はグングン上昇しっぱなし。オイラも入りたいよ、まったく…。
学校、サッカークラブの友達も大勢参加していたから、待っている間は楽しそうだった。
泳ぐ前は、やっぱり緊張したのかな?
はだしで靴を履いたことがないと、ここでもたついて10人には抜かれた。
まあ、出場しただけえらい。完走が大切だ、と親バカなりにハラハラドキドキ。。
チャンリンコは得意のはず。友達からも、チャリだけは、適わないと太鼓判。
はてさて。
待てど暮らせど、いっこうに現れない。
流しやがったな、やつめ!
まあ、でも、どうにか親と兄ちゃんと友達が声援を送る中、目の前では格好つけていた様子だが……。
30度を超える猛暑。まあ、オイラも走るので、暑さがキツイのはよくわかる。
よく走ったな。
この走った後の水浴びが気持ち良さそう。
5月の鹿沼を走った時も、沿道のおじいちゃんがホースで水をかけてくれた。
何よりの給水なのだ。
終ってみれば、見事完走。
記録を狙うと、走り自体が嫌いになる。オイラ自身が体験済み。
マイペースで走り続けることが肝なのだ。人生も同じ。自分は自分。他人は他人。うらやんだり、妬んだりしたも、自分のプラスにはならない。
自分だけのペースでコツコツ、歩き、走ることが大切なんだ。
ご褒美の肉汁たっぷり肉まんを頬張ってる子供たち、この経験がいつか糧になることを願う。
若者のスポーツには、中高年を元気にする源がある。
わが友人が、LINE上でつぶやいた。
俺たちも、いつかトライアスロン走ろうぜ!
いつかって、もう不惑も半ばなんですけど……。
そんな野望を抱く、夏休みの終盤でござる
「夏休み泳ぎ走って光り体」
海光