長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

竹細工がにぎやかになってきた

2010-09-05 07:25:54 | Weblog
今日は、どんより曇っているけど、
竹細工の日。多士済々で器用なひとたちが
やってくる日。「ものつくり」を上手に
やっていく人は、「ひとつくり」も上手な人
が多いように思う。

昨日は、先生の清水さんがいつものように、京島かそこらから
ひょんとやってくるように、大分の別府からやってきて、
「竹細工夜間特別学校」を開いてくれた。清水さんは、大阪の
十三(じゅーそー いうねん)出身。関学をでて、竹にほれ込んで
大分に移りすんだ。まだまだ九州弁は下手で、こてこての大阪弁で
機関銃トークを発する元気なにーちゃん。昨日はかよちゃんも参加したので、
大阪弁が標準語になった。ほかの人たちにも空気感染するくらい流暢な
言葉やんけー、という感じやねん。

終わりかけに、近所のきれいな女性が、「みんなでたべてーや」と
松茸ご飯を差し入れてくれた。「何合たいたんでっか?」
と問うと「八合でっせ」というので、竹の人たちも入れて、総勢
10人で、今年初めてで、たぶん最後になりそうな「秋味」を堪能
した。(感染したかも?)

「おいしいものを食べる」というのは、バブルあたりから、日本人は
世界中から「おいしいといわれているもの」を、むさぼり食べてきた。
でもけっきょく、「おいしく食べる」というのに、落ち着きつつ
あるように思う。おいしく食べる、の基本は、気のおけない家族みたいな
友だちといっしょに、今や明日や夢を語ったり、しながら食事をすることでは
なかろうか。

明後日は「デメ中」。占いの得意な女性や、占いをやってもらうのが
好きな女性や、大酒飲みの明るいまいこ先生や、素敵な女性があまた
きて、「ゲンキー、チーパー、チントークァンチャオー・・・」
とかいいながら、蕎麦を食べる会。
今日の新聞にのっていたけど、上海で活躍する日本人が5万人を超えた
らしい。NYで活躍する日本人を超えたらしい。うかうかしておれない。

水曜日の夜は「クラシックコンサート」。
秋は、音楽がいい。その中でも、クラシックがいい。
2000円で、「クラシック音楽&蕎麦・珈琲」。
歌舞伎の幕見席みたいに、お徳で価値がある音楽会。