長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

お祭り

2010-09-18 07:32:19 | Weblog
今日は、界隈のお祭り。
4年に一度の本祭り、ということで、今日は
ぼした祭りみたいに、牛が十間橋通りをねりあるくらしい。
この界隈は、「飛木稲荷神社」の神域ということになっている。

「ぼした祭り」というのは、毎年敬老の日に、熊本でおこなわれて
いる奇祭。加藤清正が、秀吉らと朝鮮半島で戦をした時の凱旋の
祭りだ。「朝鮮をほろぼした」というような意味合い(別に滅ぼした
わけではないが)、ぼした祭りになったらしい。もちろん、隣国と
の関係上、適切な表現ではないので、最近は「藤崎宮秋の大祭」
とかいう名前になった。でも、牛(馬かも?足が太いけど)
をひいて、ラーメンの屋台の
チャルメラ?みたいな笛をふきながら、「ぼした」「ぼした」と
奇声をあげながら、トランス状態みたいな感じで、1日中街の
中をかけめぐる、そんな祭りなので、県人でこのお祭り命の人
たちは、あいかわらず、「ぼした祭り」といっている。
写真やネットの動画でも見られるようになったけど、やはり
祭りは、ライブでなくては、伝わらないものが多い。

祭り、とりわけ九州のお祭りは、朝鮮半島の影響を受けた
ようなものが多い。「ワッショイ」というのも、韓国語で、
「神さまがきた」とかいう意味だ。
昨年の秋の祭りは、まだ元気が生きていた。この写真は、お店
から祭りを見ているところ。このお祭りから数日後に、神に
召された。ワッショイ。

十間橋といば、10月31日に「JAZZ十間橋」というお祭りをやる。
ホームページもできた。天真庵の表紙に紹介しているので、いちど
のぞいてほしい。ワッショイ、ワッショイ。
閉塞感がいっぱいな時代だけど、だからこそ、祭りが大事では
なかろうか。