昨日は、お花の日だった。
1年ぶりに、赤芽柳と菊を生けた。
竹の寸胴に、真(一番中心になるもの)を立てる。
真になる柳が、まさに中心であり、生ける人のしん(心)でもある。
素直で波打たない心で、素直な一本を選び、それを、同じく
柳で、くばり(寸胴に花をとめるための、土台)をつくる。
どんな仕事も、ものつくりも、家庭や人生を建築していくにも、
この「土台つくり」が肝要だ。これができたら9割が完成、後は、その真に
あわせて、ほかの柳を4本選び、最後に柳のふところに抱かれるように、菊を
生ける。どこの街にでもある、うらぶれた花屋でも調達できそうな、地味な
花材が、うそのように「凛」とした出で立ちになり、あたりの空気や景色に
くさびをうつような感じになる。「花」とは不思議なものだ。
刹那な命の終焉の時に、永遠を感じるように昇華させるのが、生花(しょうか)。
その花に興味を持ち、大分から清水くんがやってきた。
昨日は、「三丁目のJAZZ」を堪能し、本日、朝から
竹細工の教室をやってくれる。
昨日のkazuko babaと国貞雅子のライブの最後の二曲を
お店の前で山根さんが聴いてくれた。N響のコンサートの
本番の後にかけつけてきてくれた。同郷の国貞雅子と
「縁」を感じてくれたみたいだ。紹介して、カウンターで
談笑していた時に、少し酩酊した国貞雅子が、「○○先生
のお陰で歌手になりました」と言った瞬間に、山根さんが
「先生はぼくの大恩人です」という話になり、その場で
山根さんが恩師の家に電話した。国定雅子も高校卒業依頼
初めて恩師の声を聞いた。「師は、最初から師ではなく、弟子が
見つけるものだ」とつくづく思うと同時に、不思議な縁(えにし)
を感じた。
その山根さんが、明日クラリネットを演奏してくれる。N響で活躍中の
彼が、昨年N響を定年退職したクラリネットの大御所・磯部さん
と、ピアノの金崎さんの三人が、明日やってくる。
ジャズもクラシックも本当にいい。10月31日(日)に、「JAZZ十間橋」
が開催される。逆さにうつるツリーを写真に撮るのもいいが、
たまにはJAZZ、とくにライブをきいたりするのも、いいものだ。
本日の「大江戸朝日」に、紹介された。縁ある人たちにまた会える日。
明後日は「順受の会」
論語や古典の中には、いろいろな人生をおくってきた先輩たちの
生きた智恵、みたいなものが凝縮されている。自分の人生もはかなく
、つかの間だけど、1回しかない人生を、先人の生き様に学ぶ日が、月に
1度くらいあったもいい。そんな程度で始まったこの会も、もう15年くらい
続いている。
この写真は、工事中、2007年の天真庵。自動販売機が6台並んでいたのを
はずした時に撮影した。なんだか懐かしい。「なんのお店になるの?」
と毎日聞かれた。
1年ぶりに、赤芽柳と菊を生けた。
竹の寸胴に、真(一番中心になるもの)を立てる。
真になる柳が、まさに中心であり、生ける人のしん(心)でもある。
素直で波打たない心で、素直な一本を選び、それを、同じく
柳で、くばり(寸胴に花をとめるための、土台)をつくる。
どんな仕事も、ものつくりも、家庭や人生を建築していくにも、
この「土台つくり」が肝要だ。これができたら9割が完成、後は、その真に
あわせて、ほかの柳を4本選び、最後に柳のふところに抱かれるように、菊を
生ける。どこの街にでもある、うらぶれた花屋でも調達できそうな、地味な
花材が、うそのように「凛」とした出で立ちになり、あたりの空気や景色に
くさびをうつような感じになる。「花」とは不思議なものだ。
刹那な命の終焉の時に、永遠を感じるように昇華させるのが、生花(しょうか)。
その花に興味を持ち、大分から清水くんがやってきた。
昨日は、「三丁目のJAZZ」を堪能し、本日、朝から
竹細工の教室をやってくれる。
昨日のkazuko babaと国貞雅子のライブの最後の二曲を
お店の前で山根さんが聴いてくれた。N響のコンサートの
本番の後にかけつけてきてくれた。同郷の国貞雅子と
「縁」を感じてくれたみたいだ。紹介して、カウンターで
談笑していた時に、少し酩酊した国貞雅子が、「○○先生
のお陰で歌手になりました」と言った瞬間に、山根さんが
「先生はぼくの大恩人です」という話になり、その場で
山根さんが恩師の家に電話した。国定雅子も高校卒業依頼
初めて恩師の声を聞いた。「師は、最初から師ではなく、弟子が
見つけるものだ」とつくづく思うと同時に、不思議な縁(えにし)
を感じた。
その山根さんが、明日クラリネットを演奏してくれる。N響で活躍中の
彼が、昨年N響を定年退職したクラリネットの大御所・磯部さん
と、ピアノの金崎さんの三人が、明日やってくる。
ジャズもクラシックも本当にいい。10月31日(日)に、「JAZZ十間橋」
が開催される。逆さにうつるツリーを写真に撮るのもいいが、
たまにはJAZZ、とくにライブをきいたりするのも、いいものだ。
本日の「大江戸朝日」に、紹介された。縁ある人たちにまた会える日。
明後日は「順受の会」
論語や古典の中には、いろいろな人生をおくってきた先輩たちの
生きた智恵、みたいなものが凝縮されている。自分の人生もはかなく
、つかの間だけど、1回しかない人生を、先人の生き様に学ぶ日が、月に
1度くらいあったもいい。そんな程度で始まったこの会も、もう15年くらい
続いている。
この写真は、工事中、2007年の天真庵。自動販売機が6台並んでいたのを
はずした時に撮影した。なんだか懐かしい。「なんのお店になるの?」
と毎日聞かれた。