長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

休み

2010-09-16 09:27:10 | Weblog
今日は朝から雨。猛暑の夏だったから恵みの雨に
違いない。
今日は、おやすみ。朝起きて、お店にいき、柱時計の
ねじをまき、珈琲を入れて、朝刊に目を通す。
今日は、看板犬だった元気の一周忌でもある。

天真庵のHPに「ギャラリー」というのがある。寒山拾得
の絵を描く南條先生の作品なんかを紹介してある。そのページに
平成8年から始まった「天真庵」での個展の様子が記憶されている。
印象的なのは、平成8年の天真庵の炬燵で7人で飲んでいる写真。
この中の2人が、今はこの世にいない。メタボっぽい2人は、元気に
生きている・笑。ひとりはたぶん明日飲みにくる。
なるべく、仲のいい友だちとは、いい時間をともに楽しんで
いきたいものだ。

平成10年の春の展覧会から元気の姿があるけど、天真庵にやってきたのは、
前の年の平成9年。元気も元気で若かったけど、天真庵にきてた人たちも
みんな若かった。芸大を卒業したばかりの芸術家、まだ吉兆で修行中だった
長屋くんも若い。今ではパリの有名なお店の料理長になって活躍している。

明日は、スケッチの会。
先日先生のわかなさんが、本を貸してくれた。
「スナック」の経営者を取材した本。ブームの峠はとっくに越したけど、
全国に20万ともいわれる数のスナックがあるらしい。その中で押上駅前に
ある朝8時からやっているスナックの記事に付箋紙がはってあった。
地元の飲み屋には、いかない主義なので、知らなかった。
スナックをやっている人の数だけ、人生があり、そこに集まるお客さんの
数だけ、また人生があって、そこで出会って、また新しい人生が紡がれていく。