京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

祇園祭後祭の鉾建て(18日)

2016-07-19 14:42:17 | 2016祇園祭

祇園祭前祭は17日の巡行で終わり、山鉾はその日のうちにほとんど解体されます。
翌日からは早速後祭が始まります。
以前は後祭はなかったのですが、一昨年古式通りにということで49年ぶりに復活しました。
後祭の山鉾は前祭の23基より少ない10基で、新町通りと室町通りに集中しています。
前祭の四条通りの通行止めや道幅を狭める露店がないですが、私は本来の京都の祇園祭らしい風情が楽しめると思っています。

昨日午後山鉾町に行ってきました。
山鉾が建ち並んでいた四条通りは元の景色に戻りました。





月鉾は解体の最終段階でした。





荒縄がほどかれていきます。





あっという間に柱だけです。





もうひとつ残っていた放下鉾も柱だけです。





解体される一方、後祭の鉾建てが始まりました。
後祭巡行の最後を飾る大船鉾です。
この鉾は蛤御門の変(1864)の大火で消失し、以来150年間休み鉾になっていましたが、
平成26年復興された一番新しい鉾です。





船形の躯体に組まれていきます。









木材もまだ新しいです。









昨年巡行の大船鉾





後祭の山鉾建ては18日ー21日
後祭宵山は 21日ー23日
後祭巡行が 24日になります。
また巡行当日は八坂神社石段下で花笠巡行(10ー12)、夕方(17ー)には四条
御旅所を三基の神出発し、八坂神社に戻ります。







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2 コメント

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Unknown (あゆ)
2016-07-19 15:32:01
祭りの後片づけというのは
何とも物寂しく感じるものですね。
観ている側からすると、「ああ、終わった」と感じられますが、
準備される側からすると、来年に向けての一日目となるのでしょうか。

蛤御門の変で焼失というのに京都の歴史を感じますね。
梅雨明けで一気に暑くなりましたね。
後祭の京都は猛暑との戦いになりそうです。
脱水にならないようにお気をつけくださいませ。
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あゆさんへ (京都で定年後生活)
2016-07-19 19:48:51
こんばんは
まだ前祭は終わっても後祭がありますのでそうでもないですが、後祭が終わるとやはり喪失感があります。
大きな鉾は建てるのに2,3日かかりますが、解体はあっという間です。
梅雨が明けたばかりですが、暑くなりましたね。
祇園祭でなければ暑い日中はなるべく出歩かないようにしているのですが、後祭が終わるまでは暑さ対策してでかけています。保冷剤を持ち歩いています。


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