京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

昨日の鴨川、再興第98回 院展

2013-09-21 06:26:21 | 美術・博物館


そろそろ術後の体力回復をしないといけないと思い、一昨日嵐山に行ってきましたが、やはりちょっと疲れました。
昨日は、疲れが多少残っているなか、京都市美術館で開催された再興第98回院展(10月6日迄)初日に行ってきました。

途中鴨川を通りました。鴨川も16日の豪雨で河川敷まで水が上がりましたが、幸いにこちらは氾濫はありませんでした。水量はいつもより多いですが、いつも見る鴨川に近いと思いました。よかったです。



16日豪雨時の鴨川(一時はどうなるか心配しました)




美術館前で市バスを降りると、抜けるような青空です。
平安神宮の大鳥居の朱が青空に映えます。







今回の展示会は、日本美術院同人,一般入選作を含む新作日本画約120点が展示されています。日本美術院は明治31年(1898年)、東京美術学校を退任した岡倉天心の指導のもとに創設された日本画の研究団体です。天心の没後、大正3年(1914 年)横山大観らによって再興され、今年で98回となります。
毎年9月東京美術館で開催されるのを皮切りに、約1年かけて全国10ヶ所強を巡回します。規定サイズが大きく、規定サイズを大幅に下回る作品が出品されることはほとんどありません。小さな作品は春の院展で取り扱うという慣例だからだそうです。
今回小品は案内書の写真に使われた、「月の兎」(西田俊英)1点だけでした。
この絵は気に入った1品です。



院展は毎回見に来ていますが、今回も力作が多かったと思います。何点か非常に気に入った作品がありました。
毎回思うのですが、様々な賞があるのですが、私は一切無視して見ることにしています。
自分がいいと思う作品が一番です。

やはり、120点を見るのは少々疲れました。









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