京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

日曜美術館 平松礼二 『モネとの対話』

2013-09-22 06:24:01 | 美術・博物館

9月15日放送のNHK 日曜美術館、『命めぐる睡蓮の庭 平松礼二 モネとの対話』(本日夜再放送)は、なかなか見応えのあるものでした。

平松礼二は、東京都中野区生まれの日本画家。 愛知県立旭丘高等学校美術課程 卒業、愛知大学法経学部卒業。多摩美術大学教授、了徳寺大学学長を歴任。 1960年より青龍社展に出品。岩彩、箔、墨、コラージュ等、多彩な技法を駆使 した21世紀を代表する日本画家のひとりである。 (Wikipedia)



印象派の巨匠・モネゆかりのフランス・ジベルニー印象派美術館で、日本画家の展覧会が開催されています。平松礼二、72歳。
琳派を思わせる大胆な構成と、繊細な筆遣いが共存 する独自の画風は「平松山水」と呼ばれ、国内外で高く評価されています。展覧会は、1か月で 3万人もの観客を動員し、大きな注目を集めています。







若い頃の平松の絵





モネの絵に衝撃を受け、その後の平松の題材に大きな影響を与える



平松のライフワークは、モネの描いた世界を日本画の画材や技法を使って描くという試みです。










番組は軽井沢のアトリエの庭で、フランスのモ ネの池で株分けしてもらった睡蓮が咲く8月、花の誕生から終焉までを見つ め、六曲一隻の屏風に描く平松を追います。

この夏、集大成となった大作です。










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