京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。主夫見習い中。
美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

祇園祭後祭宵々々山

2019-07-22 08:31:50 | 2019 祇園祭


昨晩は祇園祭後祭の宵々々山でした。
黄昏れに山鉾町をぶらり散策してきました。

橋弁慶山
五条の橋の上で争う牛若丸と弁慶の姿が特徴的山です。

























鯉山
山の中で唯一、人物でなく、魚をテーマにしたユニークな山です。
竜門の滝をのぼる鯉は竜になるという『登竜門』の故事に由来し、木製の鯉が勢い良く水しぶきを上げる様が表されています。
鯉は左甚五郎作といわれています。
















浄妙山
橋弁慶山に似て、アクロバティックな人形の姿が特徴の山です。









黒主山
謡曲「志賀」のなかで、六歌仙の1人、大伴黒主が桜を眺めるさまをテーマにしています。
杖をつき、白髪の髷(まげ)の翁の人形は、風格たっぷり、山を飾る桜の造花は、家に悪事を入れないお守になります。














役行者山
修験道の開祖・役行者一言主神を使って葛城山と大峰の間に石橋をかけたという逸話に由来しています。
役行者は庶民の中に入って医療などにつとめた僧で、古くから民衆に人気がありました。
役行者と鬼の顔の一言主神、葛城女神の三体の人形を御神体としており、人形の数が多いため山のサイズも最大のものとなっています。


































鈴鹿山
鈴鹿山は旧東海道の難所・鈴鹿峠です。
ここで人々を苦しめる鬼を退治した鈴鹿明神(瀬織津姫命)の伝説に由来します。















鷹山
応仁の乱以前より巡行していたとされる由緒ある山鉾です。
文政9(1826)年の巡行で大雨に遭い懸装品を傷めたため翌年以降巡行は休み山となっています。
2022年の巡行での本格復帰を目指し、今年から八坂神社の祭神の名をしたためた掛軸を唐櫃に収めて巡行に参加します。










八幡山
「はちまんさん」とも呼ばれるています。石清水八幡宮が祀られている山です。
八幡神のシンボルは2羽の鳩です。










北観音山
応仁の乱の時代から隣町の南観音山と、1年交代で山を出していたといわれています。
通称は「上り観音」、御神体は楊柳観音像と韋駄天立像です。


























南観音山
「下り観音」とも呼ばれ、かつては後の祭の殿をつとめていました。
御神体は北観音山と同じく楊柳観音像と善財童子像です。







































大船鉾
占出山や船鉾と同じく『日本書紀』の神功皇后の新羅出船に由来します。
船鉾が「出陣」を表すのに対し、大船鉾は戦を終えて戻る「凱旋」の場面を表しています。
応仁の乱以前から存在する歴史の古い鉾です。
近づけば身動きが取れなくなるので、離れて撮影。











今日は宵々山、明日宵山で、明後日24日水曜日が巡行です。


コメント (2)   この記事についてブログを書く
« 向日葵いろいろ、アザレアツ... | トップ | ホトトギス、カリガネソウ、... »
最近の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
伝統の光景 (birugo)
2019-07-22 13:33:56
こんにちは
昼間は少し歩いたり見たりすることもありますが、
宵々々山は風情がありますね。
日が暮れて闇に包まれるころ、浮かびあがる、和傘、高張り提灯、駒形提灯、山鉾…。
千年以上続く光景なんだろうなと思います。
梅雨空が続いたので、からっとした晴天が待たれますね。
ありがとうございます。
birugoさまへ (京都で定年後生活)
2019-07-22 21:46:26
こんばんは
後祭の宵山は前祭ほど人出は多くなく、露店もないので新町、室町通りを歩くことができます。
夕暮れに提灯の明かりは風情があります。
ありがとうございます。

コメントを投稿

2019 祇園祭」カテゴリの最新記事