京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

撮影日 3月26日 妙覚寺、本法寺、旧小川百々橋の桜

2020-03-29 05:52:00 | 2020 桜


昨日お知らせしましたとおり、27日より花見を自粛しております。
以下の記事は26日に撮影したものです。

妙覚寺の枝垂れ桜
室町時代、永和4年(1378)に四条大宮に創建、文明15年(1483年)には足利義尚の命により二条衣棚に移転し、戦国時代は妙顕寺と同様に大規模な敷地をもっていました。
国宝「洛中洛外図屏風」にもその広大な建物が描かれています。
信長の時代までは13代将軍足利義輝、織田信長、伊達政宗など様々な人物の宿所になっており、千利休による茶会も開かれておりました。
中でも織田信長の一番の定宿であり、信長が京都に来た20数回のうち18回の宿泊をここ妙覺寺でしています。
信長のイメージである本能寺には実は3回しか宿泊しておらず、その3回目に本能寺の変が起こったのです。
本能寺の変の際、妙覺寺には信長の長男信忠が宿泊していました。
天正11年(1583)に豊臣秀吉の洛中整理命により現在地へ移転。
現在も国指定重要文化財の盂蘭盆御書や、狩野派が扉絵を手がけた華芳堂(※京都府指定有形文化財)、趣の異なる3つの庭園など数々の見どころがあります。





























本法寺の桜
日蓮宗本山の一つで、本阿弥光悦作庭の『巴の庭』が有名です。
現在長谷川等伯父大涅槃図が特別公開中です。
境内にはソメイヨシノを中心に植えられ、4,5分の開花でしょうか。

































旧小川百々橋のソメイヨシノ
応仁の乱でここから一条戻り橋までの一帯が、西軍の山名方と、東軍の細川方の主戦場となった場所です。
現在小川は埋め立てられ、橋も解体されてしまいました。













裏千家今日庵のある通りです。





















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2 コメント

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裏千家 (tyako)
2020-03-29 20:58:16
こんばんは。
今日庵野通りです。
何度も通った道です。
秋には行くかもしれません。
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tyakoさまへ (京都で定年後生活)
2020-03-30 07:30:45
おはようございます。
今日庵の通りは石畳が敷かれ、趣ある景観をつくっています。
秋までにはコロナウィルスが終息してほしいと願っております。
ありがとうございます。
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