私の大好きな桜の一つに、京都府庁旧本館中庭の桜があります。
国の重要文化財に指定されている旧本館の建物の四方を囲われた中庭に6種類の桜が植えられています。
特に気に入っているのが、中庭中央にある円山公園の初代「祇園しだれ桜」の孫にあたる実生木の枝垂れ桜です。
今年は開花以降も不安定な日が続き、見頃予想が難しく前回のぞいた時は早すぎました。
重要文化財京都府庁旧本館
明治37年(1904)の竣工です。現在は本館ではないですが、執務室として使用されています。
創建時の姿をとどめる現役の官公庁建物としては日本最古のものです。
平成16年(2004)12月10日に国の重要文化財に指定されました。
建物の外観はルネサンス様式に属するものです。
衹園しだれ桜(3月22日開花)
反対側(北)から撮影
紅一重しだれ桜(3月19日開花)
容保桜(かたもりざくら)(3月27日開花)
この地がかつての京都守護職上屋敷跡であることにちなみ、松平容保公の名をとって桜守として知られる16代佐野藤右衛門氏により命名いただいた大島桜と山桜の特徴を併せ持つ珍しい品種です。
大島桜(3月25日開花)
紅八重しだれ桜、はるか桜はまだ咲いていません。
ここの桜は建物二階から見るのも気に入っています。
早速二階に上がります。
祇園しだれ
祇園しだれと紅一重しだれ桜
紅一重しだれ桜
祇園しだれ
廊下
紅一重しだれ桜
祇園しだれ
廊下
容保桜と大島桜
京都府庁旧本館の「観桜祭」は4月7日までです。