京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

秋の花 晒菜升麻、秋桐、伊勢花火、紀伊上臈杜鵑、琥珀上臈杜鵑草、達磨杜鵑草、眉刷毛万年青、大文字草、大文字草、 箱根菊、秋丁字、爪蓮華、曙繻子蘭、縮砂、霜柱

2019-10-20 16:46:56 | 2019 花


秋の花です。

晒菜升麻(サラシナショウマ)
キンポウゲ科サラシナショウマ属の多年草植物。
背丈は40-150 cmで葉は互生して長い枝に多数の白い花を付ける。
花には両性花と雄花があり、葉には悪臭がある。
名前の「サラシナ」は若菜を茹で水にさらして山菜として食したことに由来する。





























秋桐(アキギリ)





黄花秋桐(キバナアキギリ)





伊勢花火(イセハナビ) 
キツネノマゴ科イセハナビ属





杜鵑草(ホトトギス)白花





紀伊上臈杜鵑(キイロジョウロウホトトギス)









琥珀上臈杜鵑草(コハクジョウロウホトトギス)





達磨杜鵑草(ダルマホトトギス)





眉刷毛万年青(マユハケオモト)
草丈10〜20cmで、9〜11月にふわふわとした花を咲かせます。
花の姿が眉刷毛(マユハケ)に似て、万年青によく似た葉っぱをつけることにちなんで名付けられました。





大文字草(ダイモンジソウ)













箱根菊(ハコネギク)
関東や中部の山地の草原で花茎の先に白花を一輪ずつ咲かせるキク目キク科シオン属の多年草です。





秋丁字(アキチョウジ)
シソ科 本州(岐阜より西)・九州に分布。





爪蓮華(ツメレンゲ)





曙繻子蘭(アケボノシュスラン)
ラン科シュスラン属の多年草





シクラメン





縮砂(シュクシャ) ショウガ科





霜柱(シモバシラ)








秋の桜つぎつぎ開花中

2019-10-18 06:36:20 | 2019 花


桜は春と思っている人が多いですが、実は秋から春まで咲いている品種がいくつもあります。
花が少なくなる冬、桜好きの私にはとても嬉しいことです。
台風19号で葉を落とした秋の桜は、今つぎつぎ咲きはじめています。
撮影は植物園(四季桜、アーコレード、子福桜、冬桜、エレガントみゆき)、平野神社の十月桜です。

四季桜
豆桜と江戸彼岸桜の種間雑種。


















アーコレード
イギリスで作出された品種。
紅山桜と小彼岸桜の交配種。イギリスでは秋咲き。

















子福桜(コブクザクラ)
カラミ桜と小彼岸桜の交配雑種。













冬桜
大島桜と豆桜の種間雑種。















エレガントみゆき
埼玉県川口市柴垣氏の作出。









平野神社の十月桜















十月桜





















桜以外の花

酔芙蓉





コムラサキ













犬サフラン






















秋の山野草展(2)岩菖蒲、着せ綿、八丈繻子蘭、洞忍、黄花秋桐、大文字草、風露草、大弁慶草、伊勢花火、藍、南蛮煙管、現の証拠、岩擬宝珠、曙繻子蘭、大姫莎草

2019-10-17 15:38:58 | 2019 花


秋の山野草展の続きです。

岩菖蒲(イワショウブ)
チシマゼキショウ科イワショウブ属の多年草。
西限を伯耆大山とし、本州のおもに日本海側に分布し、亜高山帯の湿原や山稜の雪田の縁などの湿り気のある場所に自生する。





着せ綿(キセワタ)
シソ科メハジキ属の多年草
絶滅危惧II類 (VU)(環境省レッドリスト)





八丈繻子蘭(ハチジョウシュスラン)





洞忍(ホラシノブ)





黄花秋桐(キバナアキギリ) 
シソ科 アキギリ属





大文字草(ダイモンジソウ)









風露草(フウロソウ)の仲間





大弁慶草(オオベンケイソウ)
ベンケイソウ科ムラサキベンケイソウ属





伊勢花火(イセハナビ)
東南アジア原産、園芸植物として観賞用に中国経由で渡来した花。
現在では関西や九州の各地で野生化している帰化植物。





藍(アイ)丸葉
タデ科イヌタデ属の一年生植物。





南蛮煙管(ナンバンギセル)
ハマウツボ科ナンバンギセル属の寄生植物。
日本を含むアジア東部、アジア南部の温帯から熱帯にかけて生育する。





琥珀上臈杜鵑草(コハクジョウロウホトトギス)





現の証拠(ゲンノショウコ)
フウロソウ科フウロソウ属の多年草。
日本全土の山野や道端に普通に見られる生薬のひとつ。和名は「(胃腸に)実際に効く証拠」を意味する。





岩擬宝珠(イワギボウシ)





曙繻子蘭(アケボノシュスラン)
ラン科シュスラン属の多年草





大姫莎草(オオヒメクグ)'雪坊主'
草丈15~40cm程の多年草。根茎は横に長く伸び、群落を形成する。
沖縄、台湾、ミクロネシアなどで分布、湿った草地、田畑、林縁、草原、道端で生育。





大雪雛弟切(ダイセツヒナオトギリ)
大雪山系の一部に生息する小型のオトギリソ。





大文字草(ダイモンジソウ)





杜鵑草(ホトトギス)






姫蓼(ヒメタデ)
京都府カテゴリー絶滅寸前種、環境省カテゴリー絶滅危惧Ⅱ類(VU)





達磨杜鵑草(ダルマホトトギス)





桜蓼(サクラタデ)





白山清澄菊(キヨスミシラヤマギク)
黒っぽい濃い色の軸と葉に、白からピンク・薄紫のグラデーションの小花が咲く。









秋の山野草展(1)秋葉菊、杜鵑草、立浪草、紫丁花、蔓穂、嫁菜、雁金草、肥後紫苑、箱根菊、千本菊、眉刷毛万年青、捨て小蒜、亜米利加捩花、矮鶏爪蓮華、露草繻子蘭、 曙繻子蘭、大島繻子蘭、霜柱

2019-10-16 05:41:29 | 2019 花


13日まで植物園で『秋の山野草としだ展』が開催されました。
秋の山野草も本番です。





秋葉菊(アキバギク) キク科 シオン属
草丈40~60cmの多年草、別名アキワギク、キヨスミギク。
分布 本州(関東~中部地方)山地の林縁、林下





杜鵑草(ホトトギス)白花





台湾杜鵑草(タイワンホトトギス)





杜鵑草(ホトトギス)





立浪草(タツナミソウ)
シソ科タツナミソウ属の多年草





紫丁花(シチョウゲ)
アカネ科の低木。よく庭に栽培されるハクチョウゲに似て、花は紫。きわめて限られた地域で川沿いの岩の上に生える。
熊野川と四万十川流域(紀伊半島北部及び高知県)に分布するアカネ科の落葉低木。
川岸や岩の上など湿った場所を好んで育つ。絶滅が危惧される日本の固有種。
環境省のレッドリスト絶滅危惧 和歌山、高知で準絶滅 三重で絶滅危惧II類指定





蔓穂(ツルボ)
キジカクシ科の草本。
地下に球根があり、秋の初めにピンク色の花を密生した細長い穂を出す。





嫁菜(ヨメナ)
キク科の多年草。道端で見かける野菊の一種。





雁金草(カリガネソウ)
シソ科に分類される多年草の1種。ホカケソウ(帆掛草)とも呼ばれる。
和名は花の形状が雁に似ている草であることに由来する。





肥後紫苑(ヒゴシオン)
キク科シオン属 多年草 草丈 45~85cm





箱根菊(ハコネギク)
花の基部や蕾に粘りけがあるキク目キク科シオン属の多年草。





千本菊(センボンギク)
キク科シオン属の多年草。
分布 本州、四国、九州の渓流沿い









黄花杜鵑草(キバナホトトギス)
ホトトギス の黄色の品種で、宮崎県の渓谷の岩場に分布。
黄色のホトトギスの仲間の キイジョウロウホトトギスやタマガワホトトギス はこのキバナホトトギスの亜種とされる。





眉刷毛万年青(マユハケオモト)
南アフリカ地方原産、明治初期に渡来。
刷毛(はけ)のようなフサフサの花。





捨て小蒜(ステゴビル)秩父、ピンク色
蒜はノビルやネギ、ラッキョウ 、ニラなどの総称で、役に立たず捨ててしまうというのが名前の由来。






捨て小蒜(ステゴビル)





亜米利加捩花(アメリカネジバナ)北米原産






矮鶏爪蓮華(チャボツメレンゲ)         
ベンケイソウ科チャボツメレンゲ属の多年草。
分布 本州、四国、九州の深山の岩上。





露草繻子蘭(ツユクサシュスラン)
分布 四国、九州、琉球諸島、伊豆諸島、小笠原諸島。
谷沿いなど湿った林床に生える。





曙繻子蘭(アケボノシュスラン)
ラン科シュスラン属の多年草。





大島繻子蘭(オオシマシュスラン)





霜柱(シモバシラ)
枯れた茎に霜柱(霜華)が出来ることで知られる。






続く。









秋の山野草 晒菜升麻、犬升麻、大原女薊、沢薊、引起し、松村草、杜鵑草、鍾馗水仙、野紺菊、釣鐘人参、吾亦紅と芒、釣船草

2019-10-15 17:16:49 | 2019 花


秋の花です。

晒菜升麻(サラシナショウマ)
キンポウゲ科サラシナショウマ属の多年草の植物。





犬升麻(イヌショウマ)





大原女薊(オハラメアザミ)





沢薊(サワアズミ)





引起し(ヒキオコシ)シソ科






松村草(マツムラソウ)
イワタバコ科マツムラソウ属の常緑の多年草。1属1種。
絶滅危惧IA類 (CR)(環境省レッドリスト)









杜鵑草(ホトトギス)









白花杜鵑草









鍾馗水仙(ショウキズイセン)
四国から沖縄にかけて分布。ヒガンバナ科 ヒガンバナ属。













野紺菊(ノコンギク)
野菊の1つでヨメナに非常に似ています。





釣鐘人参(ツリガネニンジン)
キキョウ科 ツリガネニンジン属
北方領土を含む北海道から九州にかけて分布。





吾亦紅と芒(ワレモコウとススキ)





釣船草(ツリフネソウ)
ツリフネソウ科ツリフネソウ属に分類される一年草の1種。














秋の和花と藤袴にアサギマダラ 瑠璃鈴懸草、鳥兜、柏葉白熊、杜鵑草、 棕櫚草、高野箒、紀の国鈴懸、朮、御山竜胆、 鷺菅

2019-10-14 05:42:24 | 2019 花


秋の和花と藤袴にアサギマダラ(浅葱斑)です。


































瑠璃鈴懸草(ルリスズカケソウ)





鳥兜(トリカブト)
キンポウゲ科トリカブト属
ドクウツギやドクゼリと並んで日本三大有毒植物の一つ。









柏葉白熊(カシワバハグマ)
キク科コウヤボウキ属の多年草






杜鵑草(ホトトギス)





棕櫚草(シュロソウ)





高野箒(コウヤボウキ)
キク科コウヤボウキ属の落葉小低木。
関東から九州までの山林の日当たりのよいところ、乾燥した林内によく見られる。











紀の国鈴懸(キノクニスズカケ)ゴマノハグサ科





蔓人参(ツルニンジン)
キキョウ科の蔓性多年草、東アジア一帯の森林に生育する。





朮(オケラ)
キク科オケラ属の多年草。









御山竜胆(オヤマリンドウ)
山地の亜高山帯、湿地や草地に生えるリンドウ科リンドウ属の多年生植物、秋の湿原を代表する花の一つ。





鷺菅(サギスゲ)カヤツリグサ科





岩沙参(イワシャジン)





白花岩沙参(シロハナイワシャジン)





姫薊(ヒメアザミ)





弁慶草(ベンケイソウ)








秋の薔薇いろいろ フランス、イギリス、ドイツ、アメリカなど作出

2019-10-13 17:52:13 | 2019 花


秋の薔薇の続きです。





ピース  フランス  1935年
戦後平和の願いを込めて名付けられた。
淡い複色の大輪で魅力的な香りの良い花をつける。
気温の下がった秋の花色は特に美しい。
交配種として活躍し、たくさんの銘花が生まれた、バラに殿堂入り品種。






ラ・ドルケス・ウ゛イーダ  フランス





スブニール・ドウ・ルイ・アマード  フランス 2000年
個性的な芳香とモーブピンクのフリルのかかった花弁が魅力的な品種。
シャンソンの名曲「バラは憧れ」の作詩家に捧げられた。









伊豆の踊子  フランス 2002年
香りの良い鮮やかな黄色い花は遅咲きの品種。
作出者のメイアン社より物語の舞台になった静岡県川津町に贈られた。





リパブリック ドウ モンマルトル  フランス 2012年
香りの良い真っ赤なロゼット咲きの花を咲かせる。
四季咲き性が高く、ふっくらとした赤い花が秋まで楽しめる。
剪定で大きさを調整できる品種。





ミツコ  フランス





テキーラ  フランス






ジャルダン・ドゥ・フランス  フランス





ジュビレ・デュ・プリンス・ドゥ・モナコ  フランス 2000年
故グレースケリーの夫レーニエ3世の即位50周年に捧げられたバラ。
コントラストがはっきりした美しい花色。数々の賞を受賞。






プリンセス・ドウ・モナコ  フランス
モナコ公国の故グレースケリー王妃に捧げられたバラで、彼女の美しさをバラで表現。





サンプラザ'93 フランス





エドガー・ドガ  フランス 2002年
中央が黄色、赤と淡いピンク色の絞り咲きの花色。
フリルのかかった花弁はセミダブルでヒラヒラと可愛い印象。
名前は印象派画家エドガー・ドガに由来。





フリージア  フランス





マダムでフィガロ  フランス





ルイ14世  フランス
香りの良いクリムゾンレッドの花は秋に深みが出る。
コンパクトな樹形のオールドローズ。
名前はミデイ運河とベルサイユ宮殿を建設したルイ14世にちなむ。





マルチダ  フランス
白地に柔らかなピンクの縁取りの入ったフリルの花弁が、春から秋まで休みなく開花する人気の品種。
生育も旺盛で育てやすく花付きも良い人気品種。





プリンセス・ミチコ イギリス 1966年
美智子上皇后が美智子妃のときに献上されたバラ。
花付き良く丈夫。朱赤の中輪八重の気高い趣の花。
枝変わりのツル性品種もある。





クレール・マーシャル  イギリス





イングリッシュ・ヘリテージ  イギリス 1984年





ヘリテージ  イギリス
オールドローズとモダンローズの両方の魅力を併せ持つ、香りの良い完璧なカップ咲き花形と、クリアなソフトピンク色の重なりの良い花弁。
全てが整った優秀なバラ





ラジオタイムズ  イギリス





セント セシリア  イギリス





イージータイム イギリス





クレール・マーシャル  イギリス






モナ・リザ  ドイツ





ブルグンド81  ドイツ





カインダ・ブルー  ドイツ






エミール・ノルデ  ドイツ





アイスバーグ  ドイツ





ゴールドマリー'84  ドイツ 1982年
鮮やかな丸弁の黄色い花を枝いっぱいに咲き誇る姿は見ごたえがある。
春から秋まで休みなく次々花を咲かせてくれる。





ユーロピアーナ オランダ





ゴールデン・ボーダー  オランダ 1993年
コロンとした丸弁カップ咲きの花を、花束のような房咲きに咲かせる。
優しい香りがある。





ジェミニ  アメリカ





イントリーグ  アメリカ 1984年
深みのある鮮やかな赤紫色の花色と素晴らしい香り、形の整った大きめの花は「秘め事」の名前の通り人をひきつける魅力がある。





オレンジ・シュプラッシュ アメリカ
白い花弁に朱赤の絞りが入る。花色は絞りの入り具合で色々な表情が楽しめる。
花弁の裏側はクリーム色なので開花時は明るい印象。





クイーン・エリザベス  アメリカ
甘い香りのある鮮やかピンクの丸弁の大輪の花を咲かせる。
まっすぐに気高く花をつけるダイナミックな樹形のバラ。
エリザベス女王の戴冠にちなんで命名された。





フリュイテ  





スヴニール・ドゥ・アンネ・フランク  ベルギー 1960年
アンネ・フランクに捧げられたバラで、移り変わる花色と半八重の柔らかな花形が魅力。
気温により花色も変化し、秋の花は鮮やかなオレンジ色に咲く。











秋の薔薇いろいろ 日本作出

2019-10-11 05:31:06 | 2019 花


秋の薔薇が見頃を迎えつつあります。
春の薔薇より開花品種は少なく、つる薔薇もないですが、秋ならではの良さがあります。
春は気温が上がり、時には暑すぎますが、気温がゆっくり下がってい咲く秋薔薇は花もゆっくり開花します。
一輪一輪見応えがあるように思います。





早春  日本 1991年
春を感じさせるピンクの丸型の花弁が形良く重なり優雅さを表現する。
秋が深まる頃の花色は最高に美しい。花数が多く株いっぱいに開花する。
JRC銅賞受賞。





シュ・シュ  日本
ひらひらとフリルの入った花弁の花で、季節により花色が変化するのも見どころの一つ。
世界的にも珍しい女性の育種家「河本純子」氏の作出。女性目線で選ばれた品種は人気が高い。





貴船  日本 1985年
高芯を剣弁咲の形の良い花形の花は鮮やかな朱赤の底部に黄色が入る花色。
貴船神社の朱塗りの春日灯籠の印象から名付けられた。
京都府立植物園には京都にちなんだ名前のバラが20品種ある。





うらら  日本
ショッキングピンクの形の良い花が株を覆い尽くすほどに咲き競う。
秋まで休みなく開花し、なつでも色あせせず鮮やかに開花する。
1995年JRC金賞受賞。





花霞  日本 1984年
ふんわりウエーブのかかった丸弁セミダブルの花形。
弁端に入るピンク色は季節により色々な表情を見せる。
四季咲き性が高く、花数ml多い。1997年バーデンバーデン国際コンクール金賞受賞。





トロピカル シャーベット  日本 2003年
深みのある黄金色の弁端がオレンジ、レッド、ピンクと変化する。
季節ごとに色々な表情が楽しめる。





花笠  日本









万葉 日本





銀嶺  日本





セ・ミニヨン  日本





アデブル  日本





花房  日本





ラビアンローズ  日本





彩雲  日本HT/半剣弁高芯咲き/1980
中香、巨大輪花





円山  日本






宇多野  日本





高雄  日本





大原女  日本





加茂  日本





紫野  日本





芳純  日本 HT/半剣弁高芯咲き/1981
強香・芳香種





ふるさと  日本





王朝  日本





魅惑  日本





女神  日本





友愛  日本





みやび  日本





光華  日本





かがやき  日本





聖火  日本





カリーナ  日本





連弾  日本





いなの  日本





友愛  日本





天津乙女  日本






衣笠  日本





桃山  日本













秋の七草・藤袴とアサギマダラ(浅葱斑)

2019-10-10 16:14:25 | 2019 花


今年やっと藤袴を吸蜜するアサギマダラ(浅葱斑)を撮影できました。
2ヶ所で4頭のアサギマダラに出会いました。
秋に藤袴(フジバカマ)、鵯花(ヒヨドリバナ)などのキク科植物の花によく集まります。
名前の「浅葱」は青緑色の古称で、前翅(はね)は黒、後翅(はね)は褐色で、半透明水色の斑点が並びます。
成虫はマーキング調査で、秋に日本本土から南西諸島・台湾へ渡るのが多く発見され、または少数だが初夏から夏にその逆のコースで北上しているのもが発見されています。
2011年10月に和歌山県から放たれたアサギマダラが、83日後の12月31日に約2,500 km離れた香港で捕獲されています。






















































藤袴にアサギマダラの光景は秋の風物詩のようなものです。













秋の花 大文字草、鍾馗水仙、大原女薊、紫、秋桐、黄花秋桐、杜鵑草、浜薊、霜柱、節黒仙翁、風船唐綿

2019-10-09 17:10:34 | 2019 花


秋の花です。

大文字草(ダイモンジソウ)
本州の関東より西・四国・九州に分布する多年草。
湿り気のある環境を好み、渓谷の岩肌などに自生。
5枚の花びらの長さと並びが、漢字の「大」の字に見えることから名付けられています。










鍾馗水仙(ショウキズイセン)
四国から沖縄にかけて分布













大原女薊(オハラメアザミ)





紫(ムラサキ)





秋桐(アキギリ)










黄花秋桐(キバナアキギリ)





杜鵑草(ホトトギス)ユリ科、ホトトギス属
秋に日陰に多く生える。
若葉や花にある斑点模様が、鳥のホトトギスの胸にある模様と似ていることから名付け。



























浜薊(ハマアザミ)キク科
分布 本州(伊豆半島以西)~九州
温帯の海岸に生育するキク科アザミ属の多年草。






紫苑(シオン)
キク科シオン属の多年草。





霜柱(シモバシラ)










亀葉引起(カメバヒキオコシ)シソ科









節黒仙翁(フシグロセンノウ)
ナデシコ科センノウ属の多年草。





風船唐綿(フウセントウワタ)
南アフリカ原産









貴船菊八重赤色





シクラメン(秋咲き)














希少な秋の和花 三島柴胡、白朮、雌刈萱、田村草、弁慶草、爪蓮華、檜扇、姫花虎の尾、日高見せばや、小真弓、沢桔梗

2019-10-08 17:04:43 | 2019 花


朱雀の庭で開催中の『藤袴と和の花』の最後です。

三島柴胡(ミシマサイコ)セリ科の多年草。
環境省 絶滅危惧II類 (VU)
本州から四国・九州の日当たりの良い山野に自生する。高さ30~50cm。
花期は8~10月で、小さな黄色の花を多数咲かせる。





白朮(オケラ)
日本および朝鮮半島に分布する多年草です。草丈30~60cmになり、9~10月に花を咲かせます。
花色は、開花初期では淡紅色で、序々に白色へと変化します。





雌刈萱(メガルガヤ))
京都府要注目種 イネ科 メガルガヤ属 
丘陵地の草地に見られる多年草。高さ80cm程度。秋に開花





田村草(タムラソウ)キク科タムラソウ属の多年草










弁慶草(ベンケイソウ)











爪蓮華(ツメレンゲ)
ベンケイソウ科イワレンゲ属に分類される多年生の多肉植物






檜扇(ヒオウギ)アヤメ科アヤメ属の多年草





姫花虎の尾(ヒメハナトラノオ)













日高見せばや(ヒダカミセバヤ)
ベンケイソウ科 ムラサキベンケイソウ属の植物で、海岸沿いの岩上に生える矮性種で10~15㎝ほどになる。










小真弓(コマユミ)
ニシキギ科ニシキギ属ニシキギ品種 (落葉低木)
山野に普通に生える。秋の赤い実と、紅葉が美しい。庭木としてもよく植えられる。





沢桔梗(サワギキョウ)
キキョウ科ミゾカクシ属の多年草。
美しい山野草であるが、全体に毒性の強いアルカロイドを持つ有毒植物としても知られる。





水葵(ミズアオイ)
環境省準絶滅危惧種(NT)、京都府絶滅寸前種
ミズアオイ科ミズアオイ属の植物









オグラコウホネ
環境省カテゴリー絶滅危惧Ⅱ類(VU)、京都府絶滅寸前種
分布 本州、四国、九州



説明


沢白菊(サワシロギク)





イワシャジン





斑入秋桐(アキギリ)シソ科
葉が桐に似ていて秋に咲くのでアキギリ





愛鷹麝香草(アシタカジャコウソウ)
シソ科ジャコウソウ属の多年






石斛(セッコク)
単子葉植物ラン科の植物で、日本の中部以南に分布する。岩の上や大木に着生する着生植物





高隈杜鵑(タカクマホトトギス)











マツカサススキ
カヤツリグサ科アブラガヤ属の植物の1つ。
日本固有種であり、本州、四国、九州に掛けて分布






蛸の足(タコノアシ)
環境省準絶滅危惧(NT)、京都府絶滅寸前種
タコノアシ科の多年草
日本のほか東アジア一帯に分布し、湿地や沼、休耕田など、湿った場所に生育する。










秋の農村














終わり。





希少な秋の和花(2)着せ綿、爪蓮華、岩擬宝珠、穂咲き躑躅、紀の国鈴懸、大花朮、釣鐘人参、山路の杜鵑草、杜鵑草白花、黒花引起こし、烏の胡麻

2019-10-07 16:32:37 | 2019 花


朱雀の庭で開催中の『藤袴と和の花』の続きです。


着せ綿(キセワタ)
環境省 絶滅危惧Ⅱ類(VU)、京都府絶滅寸前種









爪蓮華(ツメレンゲ)
ベンケイソウ科イワレンゲ属に分類される多年生の多肉植物










岩擬宝珠
京都府準絶滅危惧種
本州(関東地方、東海地方)の、深山谷沿いの岩上に生える多年草で高さ10~30cmになります。










穂咲き躑躅(ホザキツツジ)





紀の国鈴懸(キノクニスズカケ)
和歌山県にだけ分布する固有種。 シモバシラに似た姿をしているが クガイソウと同じゴマノハグサ科クガイソウ属。





野竹(ノダケ)





大花朮(オオバナオケラ)
名前は日本に自生するオケラより花が大きいことから。










釣鐘人参(ツリガネニンジン)
キキョウ科ツリガネニンジン属の多年草。




別画像





杜鵑草(ホトトギス)





山路の杜鵑草(ヤマジノホトトギス)
ユリ科ホトトギス属の多年草










杜鵑草白花(ホトトギスシロハナ)










黒花引起こし(クロバナヒキオコシ)
シソ科・ヤマハッカ属の山地に生える多年草。花冠は暗紫色で長さ5~6㎜小さな花が咲きます。










烏の胡麻(カラスノゴマ)
京都府絶滅危惧種
シナノキ科カラスノゴマ属 (1年草)、実の形をカラスの食べる胡麻に例えた名前。
分布 本州(関東以西)、四国、九州










吾亦紅(ワレモコウ)
バラ科・ワレモコウ属の植物。日本列島、朝鮮半島、中国大陸、シベリアなどに分布





秋海棠(シュウカイドウ)
シュウカイドウ科シュウカイドウ属(ベゴニア属)に分類される多年生草本球根植物。
夏から初秋にかけて草丈 70cm 前後に生長し、扁心形で左右非対称の葉を互生させる。
この葉は長さが 20cm 程度と大きい。葉にはシュウ酸が含まれる。











藤袴(フジバカマ)キク科、ヒヨドリバナ属
環境省準絶滅危惧(NT)、京都府絶滅寸前種
秋の七草の一つで、万葉の時代から人々に親しまれてきた植物。
現在の日本には自生に適した環境が少なくなり激減し、絶滅危惧種。
フジバカマの名で市販されているものの多くは、サワフジバカマ(フジバカマとサワヒヨドリの雑種)です。


















続く







希少な秋の和花 竜胆、尾車、立鴎蔓、犬升麻、白山菊、清澄白山菊、節黒仙翁、菊薊、狸豆、広葉犬の髭、面高、三瓶沢薊、犬萩、南天萩、大痛取、三島柴胡

2019-10-06 06:58:38 | 2019 花


藤袴と和の花展
今年も朱雀の庭で開催(~10/14)されています。
藤袴を含めかつて身近だったのに見られなくなった和の花を約150種300鉢展示しています。





竜胆(リンドウ)
リンドウ科リンドウ属の多年生植物
本州から四国・九州の湿った野山に自生、花期は秋。









尾車(オグルマ)
キク科キク亜科のオグルマ属性








立鴎蔓(タチカモメヅル)
京都府カテゴリー 準絶滅危惧種 新規
湿った草地や湿地などにはえる多年草。
分布 本州(近畿以西)、四国、九州、朝鮮半島。





犬升麻(イヌショウマ)
キンポウゲ科サラシナショウマ属の多年草。









白山菊(シラヤマギク)










清澄白山菊(キヨスミシラヤマギク)





節黒仙翁(フシグロセンノウ)
ナデシコ科センノウ属の多年草。





菊薊(キクアザミ)
キク科トウヒレン属の多年草。





狸豆(タヌキマメ)
京都府カテゴリー 絶滅危惧種
平地や丘陵などの日当りのよい草地や道端にはえる一年草。茎や葉などに褐色の長い毛が多い。
花は枝先に総状に付き青紫色である。花期は7~9月。
分布 本州(東北南部以西)、四国、九州、沖縄県、朝鮮半島、中国大陸、東南アジア、インド。










広葉犬の髭(ヒロハイヌノヒゲ)
ホシクサ科ホシクサ属)
水田雑草ですが、農薬や除草剤を使う田ではほとんど見られず、今や珍しい植物です。










面高(オモダカ)
オモダカ科オモダカ属の水生植物
語源は人の顔に似た葉を高く伸ばしている様子を指して「面高」
アジアと東ヨーロッパの温帯域から熱帯域に広く分布し、日本でも各地で見られる。水田や湿地、ため池などに自生する。






三瓶沢薊(サンベサワアザミ)
キク科 アザミ属 草丈50~100cmの多年草。
分布・生育地 本州(島根、広島県)川岸、花期 10~11月





蓼(タデ)
万葉集「わが屋戸の穂蓼古乾幹摘み生し 実になるまでに君をし待たむ」
現代語「わが家のタデの花ガラを摘んで新しい芽をださせよう そうして実になるまで君を待っていたいと思う」





壱師(彼岸花)
万葉集「路の辺の壱師の花のいりしろく人皆知りぬ我が恋妻を」
現代訳「路のほとりの壱師(彼岸花)の花のように、はっきりと人はみんな知ってしまった。私の恋しい妻を」






万葉集「秋萩の枝もとををに置く露の消なば消ぬとも色に出でめやも」
現代訳「秋萩n枝もたわわに置く露のように、消えるなら消えてもよい。消えこそすれ色に出すことなどどうしてあろうか」
現在公園などで見られる萩は園芸品種のミヤギノハギです。万葉の時代の自生はヤマハギです。
犬萩(イヌハギ)京都府カテゴリー 絶滅寸前種
分布 本州、四国、九州、沖縄県、朝鮮半島、中国大陸、インド、ヒマラヤ。










女郎花(オミナエシ)
万葉集「手に取れば袖さへにほふ女郎花 この白露に散らまく惜しくも」
現代訳「手に取ると袖までも彩らえてしまう女郎花の花が、この白露によって散っていくことが惜しまれるよ」






屎葛(クソカズラ)
万葉集「皁莢に延ひおほとれるくそ葛絶ゆることなく、宮仕せむ」
現代訳「サイカチに這い乱れているクソカズラのように、いつまでも宮仕をしたいものだ」






雁草(カリガネソウ)
京都府準絶滅危惧種










南天萩(ナンテンハギ)
京都府準絶滅危惧種









大痛取(オオイタドリ)
京都府準絶滅危惧種
説明





三島柴胡(ミシマサイコ)セリ科の多年草。
環境省 絶滅危惧II類 (VU)、京都府絶滅寸前種
本州から四国・九州の日当たりの良い山野に自生する。高さ30~50cm。
花期は8~10月で、小さな黄色の花を多数咲かせる。










藤袴(フジバカマ)
環境省準絶滅危惧(NT)、京都府絶滅寸前種
水鏡に並べられた藤袴の鉢

















続く





秋の花 蛸の足、爪蓮華、見せばや、紅葉葵、酔芙蓉、秋咲きスノーフレーク、秋明菊、藤袴

2019-10-05 16:03:48 | 2019 花


秋の花です。

蛸の足  種子植物タコノアシ科
環境省カテゴリー準絶滅危惧(NT)、京都府カテゴリー絶滅寸前種
氾濫や撹乱に依存する植物で、近年産地、個体数ともに少なくなっています。
分布 本州、四国、九州、朝鮮半島、中国大陸。
河川敷や湿地にはえる多年草。茎は直立し高さ30~70cm。
秋に赤く色づき、タコの足を思わせることから名付けられています。









爪蓮華(ツメレンゲ)
ベンケイソウ科 分布 関東以西、四国、中国
分布 日本国内は関東以西の本州、四国、九州に、日本国外では朝鮮半島、中国に分布。
年々個体数を減少させています。









見せばや(ミセバヤ)
ベンケイソウ科 原産地 小笠原





紅葉葵(モミジアオイ)





酔芙蓉





秋咲きスノーフレーク










秋明菊










鞍馬菊八重赤










大毛蓼(オオケダケ)





藤袴





ツマグロヒョウモン

























今年はまだアサギマダラに出会えていません。

葉鶏頭








十月秋晴れの嵐山、天龍寺、柿も色づく落柿舎

2019-10-05 05:36:57 | 2019 花


連日の嵐山界隈です。
十月に入った昨日の嵐山です。
濃い緑の山肌は少し黄色を帯びてきました。
十一月になるとさらに黄色が濃くなり、赤色も出て、下旬には錦秋の嵐山になります。





前夜嵐のような雷と強い雨が降り、川の水量が増えています。











愛宕山に雲がかかっています。










渡月橋





渡月小橋










嵐山





天龍寺法堂










庫裏 拝観時間前です。









常寂光寺





落柿舎
先月まで緑一色に覆われていましたが、秋らしくなりつつあります。













落柿舎と言えば柿ですが、色づいてきました。










彼岸花





二尊院





シオン





秋早朝の嵐山、嵯峨野散策でした。
もう少し時間が経つと、渡月橋、天龍寺、竹林の道は観光客に占領されていまいます。