鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4288回】 オーバーフロー気味な毎日

2022年09月26日 | 住宅コンサルタントとして

素晴らしいクライアント様とご縁を頂戴でき、

毎日、非常に充実した日々を過ごさせていただいております。

 

コンサルタントになって17年を超え、

たくさんの情報とノウハウ、

そしてクライアント様と一緒につくってきた事例が蓄積されています。

 

これだけの生きた情報を保有できていることと

毎日、いろんなところに行けるので、

さぞかし優雅な時間を過ごしているのでは、

と稀に言われることがあるのですが、

もうそれは、いろんなモノに追いかけられ、

日々、追い詰められて仕事をしている感じです。

 

まず時代の変化のスピードが速すぎるので、

そこに適応するための準備量が全く異なります。

 

10年前に情報をキャッチするために

網を張っていればよかったところは、

新聞・テレビ・本・雑誌、住宅会社のHPくらいでしたが、

今はそれらに加え、YouTube・Instagram・TikTok、

更にはニュースピックスなどの有料動画など、

網を張る領域がメチャ広がりました。

 

そのインプットした情報の中から、

各クライアント様の課題解決に最適なベースを選択し、

それをテキストにまとめていく訳ですが、

大半のクライアント様が15年前後のお付き合いであり、

もうそれはレベルが高いのです。

 

その各社様に有益なアウトプットをご用意する感覚は、

締切日に追いかけられている作家さんに近いような気がします。

(←作家さんになったことはないけれど・・・)

 

30代の頃は、もう圧倒的な知識量が不足していましたし、

現状分析のためのフレームワークすら知らなかったりとか、

マイナス分を補填するために猛烈な量をこなしていましたが、

今は当時とは質が全く異なるものの、

自分が市場やユーザーの変化についていけるか、

という危機感しかなく、その危機感から逃れるために、

猛烈にインプットしまくっていて、

結果、オーバーフローになっているのでしょう。

 

夜中にホテルで目が覚め、

 

「ここ、どこ?

俺は今、何県のなんていうホテルにいるの?」

 

って、そんなこと、2年前までなかったのですが、

この2年間はそんな感じの日もあります。

(←単にボケはじめた、という説も・・・)

 

でも、クライアント様の業績が上がったり、

スタッフさんが理解できなかった部分を

理解できるようになって自信をつけられたり、

若手スタッフさんがグングン成長されるシーンを

間近で見ることができたりと、

仕事を通して嬉しいことややり甲斐を

感じさせていただける機会が多いのです。

 

毎日、オーバーフロー気味ですが、

やっぱりこの仕事は楽しいんです。

 

というわけで、今日も頑張ります。


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