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鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【2042回】 再来場を増やすために・・・

2016年08月02日 | 住宅コンサルタントとして
住宅会社の地力を図る材料として、私が重きを置いているのが、再来場数の数です。

特に完成見学会を開催した際、新規のお客様に対する再来のお客様の数、
それからDMを送付して数に対しての来場比率などは、非常に重要です。

正直、再来場してもらっている住宅会社の場合、
お客様がわざわざ駆けつけるだけの理由をお客様に提供できている訳で、
建物が魅力的だったり、いろんな発見があると思っていただけているからこそ、
お客様は何度も足を運ばれる訳です。

しかしながら、再来場数が少ないということは、
お客様がまた再び足を運ぼうと思われていない、ということなので、
これは早急に改革しなくてはなりません。

建物に魅力を感じない。
接客がイマイチ、もしくは売り込まれているように感じる。
会場内での居心地が悪い。
スタッフに魅力を感じない。

などなど、再来場していただけない場合、これまたそこに理由は存在するのです。

再来場数を上げるためには、
まずは自分だったらどういうお店に何度も足を運びたくなるのか、
そこを徹底的に考え、そのお店が持っているポイントを自社に落とし込めないか、
という視点で自社を改革するに限ります。

私だったら、どういうお店に足を何度も運びたくなるか?

最大のポイントは、居心地の良さ+学べるか、という部分です。

そのお店に行くたびに、新たな発見と学びがあり、
自分自身が良い刺激をもらえるお店に何度も足を運びたくなります。

後はその店主の世界観、考え方に共感していると、
応援しなきゃ、という気持ちに駆られるので、これまた足しげく通ってしまいます。

ということは、私自身がお客様に何度も足を運んでもらおうと思うのなら、
会場の居心地を良くし、お客様がいろんなことを学べるよう、
例えば世界の住宅のトレンドや歴史、歴代の建築デザイナーについて資料を作成し、
それらを会場内にディスプレイしておく。

更には自分のビジョンを明確にし、それもお客様に発信していく。

そうすれば、自分と同じ感性を持ったお客様なら、
何度も足を運んで下さるようになると思います。

再来場を増やす最大のポイント。
それは自分というお客様が何度も足を運びたくなる空間と接客を
会場内で再現することなのです。

皆さんの会社では出来ていますか?
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