鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1181回】 「教えて下さい」とお願い出来るか?

2014年03月26日 | 営業マンとして
社会人になって最初に就職したメーカーでも、前職のコンサルティング会社でも、
個人的には周囲の人の良いところを真似しまくっていました。

一時的にではなく、継続して結果を出し続けている人は、
良い結果が継続するだけのことをやっている訳です。
その本質的な部分を学ばせていただいて、徹底的に真似をさせていただくと、
自分なりのやり方なんかよりもよっぽどいい結果を出すことが出来ました。

ですから今でも、クライアント様で結果を出し続けている方から
いつも学ばせていただいております。
ありがとうございます。

さて、いろんなクライアント様のスタッフさんとお話をさせていただく中で感じることがあります。

それは、スタッフ皆で事例を共有することがあまり出来ていない会社が結構多い、ということです。

というより、結果を出すことが出来ていない人が、結果を出し続けている人に対して
「教えて下さい」と頭を下げていくことが少ないような気がします。

結果を出せる方が訊かれてもいないことをわざわざ教えることはしないと思います。
スポーツの世界では、目下の人が目上の方に「教えて下さい!」ということが普通だと思うのです。
(って、今はそんな空気の流れではないのですかね・・・?)

高校生の部活で、私はテニス部に所属していましたが、
先輩と練習や試合終了後、とにかくダッシュで走っていって

「○○先輩、アドバイスお願いします」

ということが義務付けられていました。

後輩の方が圧倒的に上手だったとしても、です。

その影響か、他校の選手と試合をした後も、
頭を下げてアドバイスをお願いすることも普通にやっていました。

こうした環境で過ごすことが出来たこともあって、
社会人になってからもいろんな方に厚かましく訊きまくっていました。

先輩や上司に、「ちょっとは自分で考えろ!」と怒られることも多かったです。

でも今、何となくですが、「教えて下さい!」と頭を下げることが出来る人が、
全体的に少なくなっているような気がします。

「学ぶ」は、「真似ぶ」という言葉が変化した、とよく言われていることですが、
まずは結果を出し続けている人に頭を下げていろいろと教えていただいて、
素直に真似をすることを徹底していきたいですね。
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【第1180回】 人間万事... | トップ | 【第1182回】 商品を磨... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

営業マンとして」カテゴリの最新記事