鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第319回】 自分が仕事を通じてやりたいこと

2011年11月15日 | 住宅コンサルタントとして
「仕事を通じて、一体自分が何をやりたいのか」という原点を忘れてはいけない、と
今更ながら強く思う、鬼山住宅コンサルティングの鬼山です。

たくさんの仕事に囲まれ、日々の仕事に追われると、
仕事の目的を忘れてしまう時がありますよね?

私は、幸運なことに、自分が本当にやりたい仕事をさせていただいているのにも関わらず、
「仕事を通じて自分がやりたいこと」の意識が薄くなってしまうことがあるように思います。

私は、本当に良い家ばかりが日本で建つようになれば、と思っています。
今、ご縁を頂戴しているクライアントの中で、本当に素敵な家をつくっている会社があります。

そのクライアントが建てた家を実際に見ると、ものすごくワクワクします。
本当に見させていただいているだけで、幸せな気持ちになるのです。

そんな素敵な空間で毎日を過ごすことが出来るとしたら、
そこに住む人の人生は絶対に楽しいし、充実したものになると思うのです。

奥様は、その素敵な家をさらに素敵にするために、自身の感性をフル稼働して、
素敵な雑貨や食器、絵などでコーディネートするだろうし、
そういう我が家の変化を見て育ったお子様には、素晴らしい感度が身につくでしょう。
そういう感度は、やはり素晴らしい住環境で育つことで養われると思います。

そして、自分の子どもがそういう素敵な感性を身につけられたとしたら、親としては嬉しいですよね。

そんな住む人がワクワクする家であったり、休日体と心の疲れを癒してくれる家が
日本でたくさん建ったとしたら、絶対に今の日本よりも心があったかい日本になると思うのです。

だから、そんな良い家をつくっていきたいと思っている住宅会社さんが、
よりたくさん家の受注出来るようなお手伝いこそが、自分がやりたい仕事なのです。

ただ、自分達のエゴのために棟数を伸ばしたり、売上を高めようとしている会社。
お金儲けのために住宅に取り組んでいる会社。
良い家づくりに真剣に取り組んでいない会社。
こういう会社のお手伝いはしたくありません。

自分が仕事を通じて本当にやりたいことを日々、強く意識すると、
自分の軸がブレずに済みますよね。

皆さんは、仕事を通じて何をしたいですか?
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