鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4985回】 自分たちが扱っている商品やサービスの顧客に、自身がなる

2024年08月23日 | 住宅コンサルタントとして
自社が扱っている商品やサービスの表面的な説明で
それらを購入して下さるお客様は、おそらく皆無でしょう。

特に注文住宅の世界において、
家を建てる収入のある方は、
基本的にリアルの世界で成功されていて、
物事の本質を見抜く力がある方が大半です。

そういう方は、担当してくれるスタッフさんが、
心の底からの本音で言ってくれているのか、
それともその場を上手くやり過ごすために
口先だけで言っているのかを見抜きます。

したがって、高級品を扱う営業スタッフ、
一流のお客様の対応をするビジネスパーソンほど、
自社の商品やサービスの顧客に自分自身がなって、
自社の消費やサービスの価値の本質的な部分を
自ら体感しておく必要があると思うのです。

一顧客として、自社の商品やサービスを体感する。

同業他社のそれとどういう部分がどれくらい違うのかを
分かりやすい言葉で表現できる。

自社の商品やサービスを利用する前と利用後で
劇的にどういう部分が変わるのかを自身が体感しておく。

こうした学びや体験こそが、
真の営業力向上につながると個人的に思っています。

表面上しか分かっていない接客スタッフの話は
正直、魅力を感じませんよね?

例えばレストランに行って、
お話をさせていただいて楽しいスタッフさんって、
いろんなお店に食べに行ったり、
自らワインをちゃんと勉強していたりと
やるべきことをされているのです。

座学で学ぶことは大切ですが、
それだけでは不十分。

自らの一次情報量を増やしていきましょう。

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