鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第318回】 №1営業マンとの食事

2011年11月14日 | 住宅コンサルタントとして
昨日はとあるエリアでクライアントの見込み客を対象にセミナーをさせていただいた後、
夕方移動し、先日の№1営業マンセミナーで講師をやっていただいたあの方と
夜お食事をご一緒させていただいていました。

ただ、2人ではなく、もう1人、某資材メーカーの敏腕営業マンの方も一緒に、
合計野郎3人でのお食事でした。

この日、例の№1営業マンは見学会を開催していたのですが、
相も変わらず2日間で約30名の管理客の方にご来場いただいたそうです。

しかも、今回の見学会の会場は、会社の近くではなく、かなり遠い場所での見学会。

皆さんは、会社から車で1時間以上かかるエリアでの見学会で、
何名の管理客に来ていただくことが出来るでしょう???

まあ、相変わらず超人的な動員力ですよね。

また、昨日のお食事の中で、また素敵なエピソードをお聞かせいただきました。

あるお客様ご夫婦がいらっしゃって、
何としても自社で家を建てたいとお考えいただいているそうなのですが、
№1営業マンからしたら、

「ウチで建てない方が、お客様のためではないか?」

という考えにどうしてもなってしまうケースがあったそうです。

というのは、お客様が購入された土地の敷地面積が小さく、
大家族で住むにしても建物の大きさが制限されます。
しかも、自社では3階建ては出来ないそうで、他社の3階建てでされた方が、
お客様の幸せにつながる・・・。

そう確信して、お客様に「ウチで建てない方がいいです!」と言ったそうです。

すると、お客様の奥様が涙を流されて、

「でも、私たちはあなたに家づくりを頼みたいんです」

とおっしゃられたそうです。

これって、ホント、究極的な話ですよね。

「当社で家づくりをするよりも、他社さんで家づくりをされた方がいいです!」

とお客様に言った際、皆さんなら「でも、私たちはあなたに建てて欲しい」と言ってもらえるでしょうか?

商品を売るのではなく、自分をちゃんと売ることが出来ているでしょうか?
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