業績が伸びない会社に共通するのは、
結果が出ない原因を
「もっといいやり方があるはずだ」
「ウチの社員の能力が高くないから・・・」
と経営者や幹部が考えがちな会社だと
個人的に思っています。
そしてそういう考えの会社は、
とにかくいろんなFCやVCに加盟したり、
ノウハウを買い漁ったりするのです。
今から15年前だと、スマホも無ければ、
有益な情報がWEB上に存在しなかったので、
確かに情報・ノウハウはお金を出して買う必要があった、
と思いますが、時代は変わりました。
個人的には、業績がイマイチの会社の業績不振の要因は、
「やり切る力とスピード」
が圧倒的に不足している、ということに尽きます。
例えば、今の時代、自社の魅力を伝えるのに、
YouTubeに取り組んだ方が良いことは、
ほぼ各社、理解できていると思います。
ところが、YouTubeに動画をUPしても、
なかなか再生回数もチャンネル登録者数も伸びない。
すると、やり切る力が不足している経営者は、
もっと簡単で楽にできるSNSは無いかを探す思考になったり、
自社のスタッフさんの能力不足のせいにするのですね。
YouTubeで成功している会社と自社で、
何がどう違うのかを分析したり、
次の動画ではこういう内容を発信した方がいいかも、
と仮説を立てて実行したり、ということを一切しない。
とにかく、思考が浅く、行動スピードが遅い。
そして優秀なスタッフが自社にいつか入社してくれないか、
と、現実を直視せず、非現実的なことを考えていたりするのです。
何をやるべきかは、今の時代、簡単に分かります。
やるべきことの質を高くし、
深く掘り下げていく。
コツコツと深くやり続ける行動力と、
すぐに改善するスピードを持っている経営者が経営する会社に、
優秀なスタッフさんが集まってくれる時代なのです。
やり切る力とスピード、皆さんの会社にはありますか?