鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【2100回】 外相もし背かざれば、内証必ず熟す

2016年09月29日 | 住宅コンサルタントとして
「外相もし背かざれば、内証必ず熟す」という言葉があります。

これは徒然草の第157段の中で著者(吉田兼好)が言っている言葉で、

「外見だけでも、自分がなりたい自分のような行動、立ち振る舞いをしていれば、
心の内面までそのようになってくる」

という意味です。

営業マンとしてなかなか成果が出ない人もいます。

基本的な人間力が足りないから、
お客様のためにお伝えしていることがどこか鼻について、嫌われる。
本当はお客様を優先に考えなくてはならないのに、自分の都合を押し付けてしまう。

そういう人はどうすれば良いのでしょう?

人間力が高いから、お客様に素晴らしい対応ができる、ということはその通りです。
ただ、自分の人間力を高めるのには、時間もかかりますし、
そもそもこれまで培ってきた自分の能力を急に高めるなんて難しい・・・。

人間力が上がらないから、しょうがない、と開きなお売るのは簡単ですが、
ここで取り組んでいただきたいのは、人間力が高い人の振る舞いを真似る、ということです。

素晴らしい人間性をお持ちの方の言動、立ち振る舞いを真似てみる。

もちろん、自分自身の人間力を高めようという努力を怠ってはならないのですが、
まずは立ち振る舞いを変えてみるのです。

すると、内面も少しずつ、一流の人に近づいていくのです。


こうしたことが理解できると、頑固な人間が如何に損か?
素直な人で、自分を変えていこうと思える方が如何に得かが分かってきます。

だから成功しようと思うのであれば、素直さが欠かせないのです。
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