鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3859回】 凡人の勝ち方

2021年07月24日 | 住宅コンサルタントとして

0から1を生み出せる人は、

ごく少数の限られた方だけだと思います。

 

もちろん、そのごく少数の側に行ければ良いのですが、

どれだけ努力をしたとしても、実現できる訳ではありません。

 

では、凡人がビジネスで成功するためには何が必要か?

 

個人的な見解となりますが、

時代の変化が激しく、お客様はすぐに飽きてしまうので、

常に市場の変化に適応していくことが、

絶対条件となります。

 

お客様に支持されている企業・お店は、

この市場の変化の半歩先を歩いているのですが、

うまくいっていない企業・お店に共通するのは、

ここに適応できていない、ということ。

 

更にひどい企業・お店になると、

自分たちは変化に適応できている、と

勘違いをしてしまっているのです。

 

これはかなり痛いです。

 

市場や顧客の半歩先を行くために、何が必要か?

 

これは非常に単純で、同業・異業問わず、

とにかくいろんなところに足を運び、

成功事例・失敗事例をひたすら見まくって、

自分なりに何が成功のポイントで、

何が失敗の原因なのかをルール化していくことです。

 

そしてこれが出来るのは、

実務に日頃から時間を奪われまくっている人ではなく、

ある程度、自由な時間を作り出せる人、

すなわちトップなのです。

 

社長がいろんなところに足を運んで、

とにかくいろんなものを見まくって、

インプット量を最大化しておかなければ、

自分の中に正解が持てないのです。

 

自分の中に正解を持たないで会社を経営すると、

もうブレブレとなってしまい、

いろんな方の意見を中途半端に聞きまくって混乱し、

その社長のブレブレ感を見た社員さんが幻滅する、

ということが組織の中で起こってしまうのです。

 

お客様の半歩先のニーズを押さえ、

そこに自社の商品やサービス・マーケティングを合わせていく。

 

商売の勝ちパターンは、そこしかありません。

 

で凡人には何が必要か?

 

それは、ひたすらいろんな繁盛店や成功企業の売り場を見まくって、

質の高いインプットを継続することと、

その情報を分析し、ルール化しておくことなのです。

 

インプット量、足りていますか?


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