goo blog サービス終了のお知らせ 

鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第5288回】 お客様は今の住まいの不便さを認識できていない。営業は自社の家の快適さを理解できていない。

2025年06月22日 | 住宅コンサルタントとして
【ブログ引っ越しのお知らせ】
gooブログサービスの停止に伴い、このブログはアメブロに引っ越します。
6月30日までは、アメブロに加え、gooブログにも投稿しますが、
7月1日以降、アメブロにのみ投稿していきますので
ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

アメブロURL:https://ameblo.jp/tatsuyaoniyama20110104/
--------------------------------------------------------------------------------
家を建てようと検討中のお客様の大半は、
今、賃貸アパートマンション暮らしか、
もしくは古い家にお住まいです。

賃貸物件の場合、

・狭い
・部屋数が不足
・収納不足
・家事動線がよくない
・水回りが使いにくく、掃除もしにくい
・夏暑く冬寒い
・光熱費がかかる
・家賃がもったいない

などの不便さや不満点があります。

この不便さについて、お客様も、
それから対応する住宅会社の営業も、
理解が浅いというか、本質を認識できていないケースが
非常に多いのではないか、と思うのです。

狭い家に家族で住んでいると、
具体的にどういうことが起きるのか?

逆に空間にゆとりがあると、
どういう暮らしが実現できるのか?

収納が不足しているということは、
家の中のものが収納スペースにしまえずに、
床に置きっぱなしというケースが増えます。

すると、何に対して困るのか?

不便な点について、営業は具体的にお客様に
認識をしていただく必要があるのです。

そしてその不便さの中で暮らしているのは損であり、
こういう家を建てることでその不便さが解消でき、
暮らしが変わるということをイメージしていただければ、
お客様は家づくりに対し、前向きなお気持ちになるのです。

そして性能面で言えば、
高性能の家に住むと
お客様の夏や冬の暮らしがどう変わるのか、
ということを説明できなければなりませんが、
結果が出ていない営業さんの多くは、
高性能住宅に住む素晴らしさを
自分自身、体験できていない、
ということも多いような気がします。

お客様が今の住まいの不便さを理解できていなかったり、
高性能な家に住んだ後の暮らしがイメージできない、
ということは当然かもしれませんが、
営業が高性能住宅に住むと暮らしがこのように変わる、
ということは絶対に言えるようにしておかなくてはなりません。

商品が素晴らしいのに結果が出ていない会社の場合、
お客様の不満を顕在化させられていないし、
営業は真の価値に気づいていない。

結果、浅いところでのコミュニケーションしか取れていない。

それが原因だと個人的に思っています。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【第5287回】 未来を予... | トップ | 【第5289回】 対策を打... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

住宅コンサルタントとして」カテゴリの最新記事