社内に超絶優秀なスタッフがいる。
それは素晴らしいことです。
ところが、そのスタッフさんが病気で
長期入院してしまう可能性もゼロではありません。
そのスタッフさんの家庭の事情で
しばらく出社できなくなるかもしれない。
そういうことが起こったとして、
それでも業務が70%以上回る組織が
強い組織だと思っています。
能力が高いスタッフに頼った受注や
非常に優秀なスタッフの能力で回る業務フローは、
経営上、非常に危険だと思っています。
20棟~30棟の注文住宅会社が、
50棟を目指すくらいのタイミングで、
一時的にスタッフの個々の能力で
業務を回さざるを得ない状況となるのですが、
毎週上棟するくらいの規模になった時に、
全ての業務を見える化し、
誰がいつまでにどの業務をおこない
次工程のスタッフに引き継ぐのか、という業務フローを
再構築する必要があります。
更に業務フローの期日通りに業務が回っているかどうかの
チェック体制も併せて構築し、
業務が回らない場合の対策も打たなくてはなりません。
そして業務を全て見える化し、
それぞれの業務を複数のスタッフがこなせるようになる。
(無理なら、外注さんにお願いしてでも回る体制をつくる)
50棟以上の注文住宅会社をつくる上で、
必ず通らなくてはならないのが、
「個々の能力に頼らなくとも業務が回る組織」
をつくることなのです。
そのために
・業務の見える化
・業務フローづくり
・チェックのしくみづくり
・個々のスタッフの教育
の4つを強化していきましょう。