ジャパネットたかたの創業者である高田明氏といえば、日本の通販業界の革命児。
知らない方はほぼ、いないのではないか、と思います。
その高田明氏のこれまでのあゆみが日経MJに連載されています。
高田氏の実家は、もともと商売をされていましたが、
高田社長が1979年に佐世保に支店を出されました。
「カメラのたかた 佐世保営業所 所長」の肩書を持って、
最初はホテルの宴会場で観光客を撮影していたそうです。
ただ、それだけでは食べていけない。
カメラ店はフィルムの現像依頼をどれだけ獲得するかが勝負なのです。
(今のデジカメしか知らない若い方には分からないかもしれませんが・・・)
そこで高田社長は公共工事をしている建設会社に営業に行くことに決めました。
というのは、公共工事ですから、書類と写真を役場に提出し、初めて予算が役所から下りるのです。
とにかく建設業の現場を徹底的に回ってフィルムの依頼をたくさん獲得し、
その次にタバコ屋さん、お米屋さん、化粧品屋さんなどに、
フィルムの現像の取り次ぎをお願いして回ったそうです。
いろんなカメラ屋さんが同じことをやていたそうですが、ちょっとやるか、徹底的にやるかの違いで、
高田社長のお店は1日500本を超えるまでに成長し、地域一番店になったそうです。
現像・プリント事業が軌道に乗ったこところで、品ぞろえを広げました。
まずはソニーの支社に働きかけビデオカメラを扱わせてもらい、
パイオニアの支社に行ってカラオケも扱わせてもらえるようにしたそうです。
そしてフィルムをお店に出しに来たお客様と仲良くなって、
「家まで行っていい?」とお願いし、家に上がりこんでビデオカメラで子どもさんを撮影し、
それをテレビにつないで映したそうです。
その瞬間、子どもさんはテレビのスターとなり、喜んだ親やおじいちゃん、おばあちゃんが買うのです。
こうしたことをコツコツやっていった結果、わずか2か月で九州で1位か2位になったそうです。
ソニーからもも「何で佐世保でそんなに売れるんだ?」と驚かれたとか・・・。
訪問販売で1日に売ったのは100万円。
同じ時期に同じ商売をしていた人は多々、居たと思うのですが、
やっぱり成功する人って、目の付け所と行動力が全く異なるのですね。
常に商売のことを考え、いろんな仮説を立て、実行し、検証する。
いろんなものに興味を持ち、そこからドンドン考えを発展させていく。
同じものを見たとしてもそこから広がる発想の次元が異なるのです。
高田社長の記事、本当に商売の勉強になります。
オススメですよ!
知らない方はほぼ、いないのではないか、と思います。
その高田明氏のこれまでのあゆみが日経MJに連載されています。
高田氏の実家は、もともと商売をされていましたが、
高田社長が1979年に佐世保に支店を出されました。
「カメラのたかた 佐世保営業所 所長」の肩書を持って、
最初はホテルの宴会場で観光客を撮影していたそうです。
ただ、それだけでは食べていけない。
カメラ店はフィルムの現像依頼をどれだけ獲得するかが勝負なのです。
(今のデジカメしか知らない若い方には分からないかもしれませんが・・・)
そこで高田社長は公共工事をしている建設会社に営業に行くことに決めました。
というのは、公共工事ですから、書類と写真を役場に提出し、初めて予算が役所から下りるのです。
とにかく建設業の現場を徹底的に回ってフィルムの依頼をたくさん獲得し、
その次にタバコ屋さん、お米屋さん、化粧品屋さんなどに、
フィルムの現像の取り次ぎをお願いして回ったそうです。
いろんなカメラ屋さんが同じことをやていたそうですが、ちょっとやるか、徹底的にやるかの違いで、
高田社長のお店は1日500本を超えるまでに成長し、地域一番店になったそうです。
現像・プリント事業が軌道に乗ったこところで、品ぞろえを広げました。
まずはソニーの支社に働きかけビデオカメラを扱わせてもらい、
パイオニアの支社に行ってカラオケも扱わせてもらえるようにしたそうです。
そしてフィルムをお店に出しに来たお客様と仲良くなって、
「家まで行っていい?」とお願いし、家に上がりこんでビデオカメラで子どもさんを撮影し、
それをテレビにつないで映したそうです。
その瞬間、子どもさんはテレビのスターとなり、喜んだ親やおじいちゃん、おばあちゃんが買うのです。
こうしたことをコツコツやっていった結果、わずか2か月で九州で1位か2位になったそうです。
ソニーからもも「何で佐世保でそんなに売れるんだ?」と驚かれたとか・・・。
訪問販売で1日に売ったのは100万円。
同じ時期に同じ商売をしていた人は多々、居たと思うのですが、
やっぱり成功する人って、目の付け所と行動力が全く異なるのですね。
常に商売のことを考え、いろんな仮説を立て、実行し、検証する。
いろんなものに興味を持ち、そこからドンドン考えを発展させていく。
同じものを見たとしてもそこから広がる発想の次元が異なるのです。
高田社長の記事、本当に商売の勉強になります。
オススメですよ!