鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【2226回】 人間力を高めなければ、必要とされなくなる

2017年02月02日 | 住宅コンサルタントとして
仕事上、数字を出し続けているけれども、
自己主張が強く、周囲の人とうまくやっていけない人。
仕事上、それほど成果を出せてはいないが、みんなのことを常に考え、
周囲の人と協調してやっていける人。

経営者がどちらかの社員さんを選ばなくてはならなくなった時、
当然ながら後者が選ばれます。

特に会社がある一定の組織となっているのならば、なおさらです。

仕事は一人ではやっていくことができません。
いろんな人と連携をしながら、やっていかざるを得ないのです。

特に接客業においては、チームの雰囲気が非常に重要になってきますから、
自分の感情を出しまくる人や自分を優先する人がいると、場の雰囲気が悪くなってしまうのです。

結果、お客様に評価していただけなくなってしまう・・・。

自分のことよりも周囲のことを優先でき、場の空気が読める。
困っている人がいたら、自然と助けてあげる。
いつもニコニコしていて、場の空気を柔らかくする。
率先垂範して動ける。

こういう人が重宝されるのです。

そしてこれは全てのビジネスパーソンが知っておかなくてはなりませんが、
年齢を重ねたオッサンでこういうことが分かっていない人が、
組織の中で浮いていき、居場所がなくなるのです。

オッサンになればなるほど、周囲に気を遣えたり、
尊敬される人間性を身に着けておかなくては、不要となります。

そうならないために、若いうちから人間力を高めておきたいですね。
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