鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1258回】 見積を出す前に、結果は決まっている

2014年06月11日 | 住宅コンサルタントとして
昨日はリフォームに取り組んでいただいている6社のクライアント様に集まっていただき、
リフォームの勉強会を開催しておりました。

自分の中で新しい取り組みなのですが、参加されている各社様の感想は、
私に対する気遣いもあるかと思いますが、皆様、大変満足されているご様子。

メンバーの中には、年間1.2億円の売り上げを2年連続で達成され、
しかもただ契約を取るだけでなく、手配から現場管理まで全てご自身でされているという、
30代前半のスーパーリフォーム営業マンもいます。

そのスーパー営業マンに、昨日は質問が集中しました。

他のメンバーが最も関心されたのは、

「競合がいるお客様で、見積提出後、『検討して、またこちらからお電話します!』と
お客様に言われた時、どのように対応しているのか?」

という質問に対して、スーパー営業マンが言った答えでした。


皆さんなら、どうしますか?


そのスーパー営業マンは、

「見積を出す際には、もうその場で返事をもらえる状態をつくっておく」

と答えたのです。

ここに参加者の質問が集中しました。


見積を提出した際、その場で返事をもらうためにはどうすればいいか?

1つ言えることは、お客様の見積依頼の要望に対し、言われた通りの見積を簡単に作っているようでは、
その見積に何の価値も無い、ということです。

要は簡単に見積を作成しないのですね。

この見積作成前のやり取りで、お客様がもうこの人に頼みたいと思うように持っていく。
そして見積提出した際には、すぐその場で「お願いします!」と言ってもらえる状態をつくっているのですね。

私自身もとても勉強になりました。

この部分のエッセンスをまた、お伝えしていこうと思っています。
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